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数日前にも似たような記事にコメントしてますが、それでも依然として国土面積も人口も日本の九州と同程度しかないオランダの農産品の輸出額の1/9程度です。
オランダの農産品は、ITを駆使した大規模な植物プラント工場で生産しているため効率性も高く、高品質なため、業界として儲かることで優秀な若者の積極的な参入があります。
日本の農業にも是非ともこうした方向に進んでほしいものです。
日本の農産物が評価されて輸出が増えるのは嬉しいことですが、世界標準の金額ベースで見ても農水省が他国の分まで日本で計算してコメの生産に寄与する”カロリーベース”で見ても、肝心かなめの日本の食料自給率が低迷しているのは間違いのないところです。前に書いたコメントの再掲ですが、次のような思いが抜けません
【再掲】 
冬には必ず季節風が吹き、幸いなことに日本近海を流れる暖流の上を通って湿り気を含んで日本の中央を貫く山脈に当たって雪を降らせ、その雪解け水が夏の大地を潤す豊葦原瑞穂の国。水の心配をせず農業が出来る国土を持つ国は世界に多くはありません。暖流と寒流が交わる豊かな海に囲まれ、森林王国フィンランドに見劣りせぬ森林面積割合も持っている。その日本の農林水産業がすっかり衰えて、オランダ、ノルウェー、フィンランド等々と比べの所得が数分の一、後継者も極めて少ないという事態になったのはなぜなのか (・・;
民間議員が主張した株式会社の農地取得はつい最近、農林族議員に潰されたと聞き及びます。生産性を高めるための改革は遅々として進みません。農水産物輸出に力を入れる政府が成果を誇りたい気持ちも分かるし成果を否定するつもりもないけれど、こうした小さな成果を見て満足していると、根本的なところで日本の農林水産業の改革が進まないんじゃないかと心配です。輸出に力を入れるのも良いけれど、何よりも先ず様々な既得権益と規制にメスを入れ、豊かな国土を活かして生産性と所得を高める工夫をすることが肝要であるように感じます ( 一一)