2021/2/6

【本質】インフルエンサーマーケは、こうして「おかしく」なった

NewsPicks編集部  記者/コラムニスト
流行はどこからやってくるのか。
2004年2月、フェイスブックがアメリカで誕生し、たちまち若者の間で流行した。数年遅れで日本にも普及し、インスタグラムやツイッターを含めてソーシャルメディアは我々の生活の一部となった。
そのトレンドを生かしたビジネスが、「インフルエンサーマーケティング」だ。
特定のコミュニティにおいて、企業が影響力を持った人材を活用し、消費者の購買行動に影響を与えるマーケティング手法である。
日本でこの基盤を作り上げた男がいる。
稲木ジョージ。ゼロからPRを自己流で学び、「デジタルPR」という分野を切り開いていった第一人者だ。
NewsPicks編集部は稲木にインタビューし、そのキャリアとともに、インフルエンサーを取り巻く変化について語ってもらった。
インフルエンサーと企業、両方の視点を持つ稲木ならではの鋭い視点があった。