【初公開】天才ピーター・ティールが、20年かけたビジネスたち
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トニー・スタークが描いたジャーヴィスはもうすでに目と鼻の先なのかもしれない.
私は理工系にうとくこのAIやビッグデータといったものに対しての予備知識が一切ない.
しかし,頭痛薬がどのような機序の下で私たちの頭痛を緩和しているかという薬理がわからずとも,「この薬を飲めば頭痛は治る」と聞けば薬のすごさがわかるように
今回,これらが示す世界に及ぼす効果をこのように示していただくと,私の知らない世界ではすでに未来が始まっているのだとわかった.
これらの機能から想起させられたのは,アイアンマンが操るトニー・スタークの女房役として支えたジャーヴィスの存在だ.
彼は,未来,AIが人の生活上に必要なすべての知識を蓄積し,そこから最適解を示す所謂未来のAI像として描かれてる,それゆえに,私も現在はそこまで言っておらずサプライチェーンの最適化レベルの話であると思っていた.
しかし,その実は映画上で何度も見られる戦争の予測に始まり,介護レベルまで私たちの生活を支えだしてきているのだ.
遠く夢だと思っていたジャーヴィスは思っているよりもずっと身近なものになってきているのかもしれない.
注目のコメント
少し長い宣伝みたいなコメントご容赦ください。m(._.)m
記事中、SOMPOグループのパランティアジャパンも紹介いただきました。
このJVはピーター・ティールと「テクノロジーを使って人類・社会に幸せを提供する」という共通の価値観で意気投合して立ち上げました。
米パランティアとの出会いは2018年。創業者のピーターとCEOのアレックスは2人とも哲学専攻の哲学者であり法律家です。その2人のもと、スタンフォード大卒のエリート中のエリートエンジニア達が真剣勝負でデータからソリューションを創り出す。これだ!と思いました。一目惚れです。
デジタルの分野で日本は海外に5年遅れていると言われています。
なんとしても日本らしいやり方で遅れを挽回し、世界で再び輝く日本になりたいと本気で思っています。そのためには、GAFAのようなデジタルプラットフォーマーが保有するようなバーチャルデータとは異なる、日本が誇る「リアルデータ」の活用がカギになります。
バーチャルデータとは、インターネット上で入手でき、どこまでいってもデータの所有者までたどり着けないものだとすれば、リアルデータは、個人・企業の実世界での活動についてセンサー等により得られるデータ。
具体的には、介護施設の入居者や介護スタッフから得られる24時間365日のデータ。あるいは、交通事故のデータ、IoTで工場から得られるデータなど、実世界の活動で得られ、そのデータの出自がはっきりしている、というのがリアルデータの特徴です。
これらのリアルデータを使って、社会課題の解決に貢献できる日本らしいサービスを次々に創り出す。データは「新しい石油」であり、日本には良質な原油がたくさん埋蔵されています。この原油を驚くべき技術で精製するのがパランティア、という訳です。
記事では、当社の介護事業の例も紹介いただきました。その他にも、例えば認知症の疑いのある人たちの健康データと、保険の契約者の中でも高齢ドライバーの運転事故のデータなどを突き合わせることによって、認知症の予兆をつかむセンサーを開発して自動車に搭載したりできるかもしれません。人類・社会の幸せに貢献するソリューションを提供する「リアルデータプラットフォーマー」を実現すること。我々がピーター・ティールとともに抱く、目指す姿です。シリコンバレーでも、秘密に包まれた存在だったパランティア。2020年秋に上場以降、初めてその技術デモンストレーションを一部に公開し、NewsPicksの取材を受けました。
私が興味をもっていたのが、この会社は最先端のテクノロジーが抱えている「光と影」をモロに体現していることです。テロ対策ではCIAや軍隊などが彼らのツールを使い、一方でコロナの感染防止や人工呼吸器の最適なデリバリーにも、同様に彼らのデータ技術が使われています。そして本人たちも、自分たちは賛否両論がある存在だと、はっきり認めています。
めグーグルやフェイスブックのように、広告モデルでカネを稼ぎながらも、政治からは遠ざかろうというプレイヤーとは、明確に一線を画するエンジニア集団と言えるでしょう。そんな彼らの知られざる事業について、ひも解きます。ぜひご一読ください。パランティアはこれまでも「なんだかよくわからないけど凄い」という形で伝えられてきました。私も今回のデモを通して、理解ができた部分が多くありました。
「ビッグデータ」「データの統合」は重要だとずっと言われていたけれども、これを圧倒的なスピードで実際に行う、そしてそのツールが一般の人たちで使いこなせるレベルまで来ているというのが、その凄みなのだと感じました。
デモでは国防関連で使われていることも、さらっとでなくしっかり紹介されていて驚きました。国防と関連し、移民局が不法移民を監視するためにも用いられていて、アメリカでは批判の対象にもなるからです。
私の勝手な見方ですが、シリコンバレーの企業のデモを見ると、「多様性」を意識し女性、多人種の人たちが現れてプレゼンをするのが通常なのですが、ちょっと今回のデモはカラーがほとんど画面には現れないという点でも普通の企業でない雰囲気を感じました。
明日のパランティアのインタビューも楽しみにしていてください。