【岸本拓也】変な名前の高級食パン屋をプロデュースする男の正体
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これは本当にすごい。
理想的なネーミング。コンセプト。
ただ、他の人たちが賛同することはない。
記憶はアウトプットが大事。この店名であれば誰かに話す。
話したいと思うから記憶に残るし、話したことで記憶が定着する。
このロジックを理解してるのにありきたりな名前をつけるのはどうなんだろう。
失敗したら名前のせいに必ずなりそうだしな。
考え方としては名前というより【文】
1文字1文字覚えなくていい、ただあそこに変な何かがある。
という概念的記憶で十分。
名前が思い出せないから気になってまた見たくなる。
そして、パンが超絶うまい。
注目のコメント
構成を担当したライターの長山です。お読みいただき、ありがとうございます。
いまからおよそ1年前。埼玉県さいたま市のJR武蔵浦和駅からちょっと離れた場所に、大行列ができているお店がありました。「君とならいつまでも」と大きく書いてあるものの、これがパン屋さんの名前だとは思えず、半信半疑のまま1時間ほど並んで買ってみたら、超おいしい!
それからしばらくして知人に「口どけの朝じゃなきゃ!!」と書かれた紙袋に入ったずっしりと重い食パンをもらいました。ロゴの感じといい、変わった店名といい、そして何よりパンの味が似ている。調べてみたところ、浮かび上がったのが岸本さんの存在でした。
そのときはそのまま忘れていたのですが、後日、千葉県市川市で「だきしめタイ」というお店を発見。そこで「こんなお店を次々に出してる人がいますよ。取材しませんか?」とNPの上田真緒さんに持ちかけたところ、上田さんも自宅そばの「変な名前の高級食パン店」が気になっていたというではありませんか!
そういうわけで念願かなって、岸本さんの謎を心ゆくまで解き明かすことができました。
なにしろあのファッションですから、お会いするまでは心臓バクバク。ところが実際の岸本さんは、開口一番、「昨日まで九州に行ってました~。どうぞ~」と博多名物「にわかせんぺい」をくださったばかりか、すぐに編集者、カメラマン、ライターの名前を覚えて呼んでくださるという気配りの達人だったのです。
明日は「えっ、そうだったの!?」という岸本さんの過去が明かされます。ぜひお読みください。めっちゃベンチマークしてます笑。超楽しみ連載。
HIU会員が立ち上げたパン業態は「小麦の奴隷」
https://www.komuginodorei-fc.com面白い!の一言ですね。情報過多の世の中、一般的に人は同じものを10回以上見ないと記憶に残らないと言われたりします。このネーミングは一回で記憶に残るし、どんな味?と気になってしょうがないですね。そして、美味しい味とのギャップ。人はギャップに弱いです。
記事中の「振り切らないといけない」、その通りだと共感します。大きな成果を出す時は、振り切って大胆かつ慎重に最後まで諦めずやり続けることだなと痛感します。