万事「適時」というものがありますよね。

特に必要としているわけでもないのに研修と言われても受講者も会社から言われたからしかたなく・・・と受け身の姿勢です。そんな向き合い方で勉強しても右から左に抜けるだけ。まったく意味がありません。

私も企業研修のご依頼がある場合、受講対象者が「切羽詰まった状態」かどうかを確認します。そうであれば乾いたスポンジが水を吸収するように入り込むからです。逆の場合は丁重にお断りしています。

築地本願寺の代表役員・宗務長、安永雄彦さんの連載第3回です。
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東京・築地にある浄土真宗本願寺派の寺院・築地本願寺。近年、時代の変化とともに“寺離れ”が進み、参拝者が年々減少する中、大胆な寺院改革を進めている。参拝者は2015年からの5年で、2倍の250万人に増えた。その仕掛け人が、代表役員・宗務長を務める安永雄彦氏だ。

安永氏は銀行勤務を経て、コンサルティング会社を経営、通信教育で仏教を学び、50歳で得度して僧侶になったという異色のキャリアの持ち主。2015年7月、企業でいえば社長にあたる宗務長に民間企業出身者として初めて抜擢された。長年経験を積んだ僧侶が就くのが通例の中、まさに異例の登用だ。

なぜ僧侶の道を選び、伝統的で保守的な組織の改革を進めることになったのか。安永氏のキャリアと哲学を追う。（全7回）

■第1回　異色のビジネスマン僧侶、築地本願寺を「経営改革」
■第2回　思い通りにならない会社員人生、どうしたらいいか
■第3回　ビジネス英語を6カ月でマスターした必死の特訓
■第4回　JR東日本へ“左遷”、消費者金融「モビット」設立
■第5回　銀行員からヘッドハンターに転身、消えぬモヤモヤ
■第6回　ビジネス界から50歳で僧侶になった理由
■第7回　人生に「びっくり」はない。そんなものだと諦めよう

やはり英語にかかわらず、追い込まれることは大事ですよね。

私の父親も銀行でトータルで15年ぐらい海外勤務してたけど、英語あんまり出来ない。今やウチの子供との会話がやっと。あんま必死じゃなかったのかな