中国、環境対応でLNGシフト 習氏号令でさらに輸入拡大へ
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1959年から51年間、日本は(恐らく)ずっとダントツで世界一のLNG輸入国だったが、月次では2019年の11月、2020年の5月、6月、8月、11月、12月、そして恐らく2021年1月も(810万トン)と、過去7回日本を抜き世界一だった。年間通して世界一になるのも時間の問題だろう。
一方、日本の天然ガス消費に占めるLNGはほぼ100%だが、中国にとってLNGは天然ガス消費量全体の1/4程度でしかない。LNG供給に対する依存度が全く違う。
日本のようにLNG火力発電が電源の4割も占める国は他にない。
石油ショックで石油火力を減らし、震災で原発を減らし、せきたを増やせない中でLNGは無批判に増えてきたが、在庫が2週間で調達に2ヶ月かかる燃料に4割も依存するのはあまりに脆弱に過ぎる。1月の電力卸価格高騰はこうした背景で起き、その為に新電力が打撃を受けて、政府は「柔軟な対応」という名の救済を行なおうとしている。さらに遡及的還元措置という不条理な対応まで検討されている。
LNG火力依存世界一のニッポンの電力危機(有料)
https://newspicks.com/news/5529032/国際圧力だけでなく、国内からの要望もあるようで。
都市の大気汚染は酷かったですからね。
>大気汚染の深刻化を受けて、ここ数年間で石炭使用の制限を進めてきたことも輸入を拡大させた。中国は石炭よりも環境負荷が低いとされる天然ガスへの転換を加速しており、国有石油企業などによるLNGの受け入れ基地の拡張・新設も進む