“わかる人”だけにアプローチして“わからない人”は放っておく 夏野剛氏が語る、新しいテクノロジー普及のカギとは?
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注目のコメント
「わかる人だけに売っていく」ことがテクノロジー普及のカギ
とのことですが、そこからデジタルディバイドが広がってしまい、最終的には埋まらない溝となり、分断がされてしまうのかなとも思いました。
テクノロジーはそういったデジタルディバイドを解消するものだと考えていましたが、もうそういう時代ではないのですね。。。
私も知らず知らずのうちにディバイド”させられてしまう側”なんだろうなと。
今迄もそういうことはあったのだと思いますが、思いっきり振りかぶって言われえてしまうとちょっと寂しいものがあります。夏野さんの言われる文脈での「わかる人だけに売っていく」は、その通りだと思います。普及初期にはその戦略しかない気がします。ただ、タイトルの「テクノロジー普及のカギ」まで一般化してしまうとデジタルデバイド大丈夫?という誤解が生まれる気がします。普及初期を乗り切っても、DXが狙う本当の普及までにはもっと大事な鍵がいっぱいあるのだと思います。
そして前半の、日本が欧米との比較してIT活用が遅れている話ですが、欧米との比較論は、多様性の話として理解した方が有効ではないかと思います。つまり、比較して差異を理解して、日本内から見た視点以外の、別の視点から物事を多角的にとらえることは重要だけれど、だから欧米に追う付くべき、というのは少し違うのではないか、と思います。多様性ってそういうことではないですよね。日本は欧米のようなIT活用をやらずに、ここまでこれたの点が特殊なわけで、そこをちゃんと生かす施策をしないといけないのだろうな、と思いました。例えば、コロナ禍でも、マスクをちゃんつする国民性が、世界では意外とマイノリティであることが分かってきたことは、日本人にとって大きな資産にすべきだと思います。