よくマーケティングで言われることですが、 we are not average 「平均」という人は存在しません。分析した結果そうなるだけのことであってそんな人はいないのです。若者向け、は一見あり、のように聞こえますが、自分のことを客観的に捉えることと気持ちを刺激されることは別のことです "20代は自分たちのことを「若者」と認識していないことが判明し、名称を変更しました。"
先日のNPの特集にありました、ミレニアム世代 vs Z世代、とても面白かったです。あくまで個人的な見解ですが、間違いなく両世代の方々は旅をしたいと思います。その中には留学や海外の大学で頑張っている方もいますし、またこれから海外移住をする両世代の方々もいると思います。clubhouseでも旅についてや働き方とかワーケーションについて熱心にリスナーとして参加されている両世代の方々がたくさんいるのを拝見しましたし、旅の情報は今オフラインよりもオンラインでその日が来るまでみんな待ち望んでいると思います。国内でもいいじゃないですか、来る時がきた時に紙媒体や店頭でこれまでと同じような旅行商品の販売だけでは遅い気もします。コンテンツ、インフルエンサーやブロガーの方の情報のアルゴリズムが実はこれからの旅行について、最もタイムリーで説得力があるのかなと思うとコンテンツ市場全くバカに出来ないですし、むしろそういった世代の方々の動向やオピニオンに個人的には多いにこれからの旅行のあり方があるんじゃないのかなと思います。それまでは心の片隅にずっと思いを残していきましょう。
観光業界はコロナによる大打撃を受けていますが、それまではある意味右肩上がりの「バブル」な状態にありました。
私たち広島の観光も同じくです。
顧客ニーズに目を向けることよりも、とにかくプロモーションによる売り込みに必死で、結果として最も大切な「顧客志向に基づいた価値の創造」が疎かになっていたと感じます。
大切なのは、顧客の期待値を知り、そして満足いただけるような価値を提供すること。
遅ればせながら、私たちは昨年より観光戦略の転換を図り,その2点に重点的に取り組んでいます。
コロナという大きな試練が私たちに突きつけているものは、現状の苦しみだけでなく、過去への反省、そして未来へのアクションです。
この試練を変革の機会と捉えることができるか。それが問われていますね。
星野さんに倣い、既存の成功体験に囚われることなく、顧客志向に基づいた取り組みをしていかねばと、改めて思いを強くしました。
そういう話を彼らから聞くと、日本って本当に魅力的なところがたくさんあるんだなって気付かされます
海外の人が感じている日本の魅力を、私たち日本人が同じように語れないのはなんだか勿体無いことだな、と日々思ってます。
ふらっと素敵なホテルに行こうかなーと気軽な感じで旅先を決めて、新しい日本に出会えるのも素敵かもしれないですよね。
1商材を購入する商材と異なるがゆえ、何がどう売れているのかマーケットとして可視化がしづらい産業の一つだと考えています。
個人的に感じているうのがこの記事で書いてあるような、修学旅行・団体旅行・旧跡名所の観光地への旅行のニーズがさがり、贅沢なホテルを求めて旅行に行ったり、新しい出会いがあるゲストハウスに旅したりと、フェスを目的にアウトドアにでかけたり、大人数ではない少人数少ニーズの自分らしい旅が増えている感じがあります。
大型観光地に多くの人数が集まるテレビ型ではなく、メッシュが細かくなり能動的に旅先をみつけて旅をするインターネット型になっているという表現が適切ですかね。
若者旅のそれらの行動を定量調査で見ることの難しさがありますし捉えることが難しい。そうなると、必然的にテレビ型の旅行スタイルはお金も持っているし攻めようとなるのかなと思ってます。
we are not average
「平均」という人は存在しません。分析した結果そうなるだけのことであってそんな人はいないのです。若者向け、は一見あり、のように聞こえますが、自分のことを客観的に捉えることと気持ちを刺激されることは別のことです
"20代は自分たちのことを「若者」と認識していないことが判明し、名称を変更しました。"
ターゲットも女性が対象となっていて、CMも若い女性が二人で汽車に乗って気ままな旅をするという、当時の常識からするとなかなか思い切ったものだったなと感心します。そして安価で使いやすい周遊券の存在がキャンペーンの成功につながりました。
ビジネスという視点で考えると、どうしても数が少なくても利益をもたらしてくれる高単価のお客さんを見がちですし、今や数の上でも若い世代よりも中高年のほうが多いということもありますが、若い人たちも旅を楽しめるような工夫はあったほうが良いかと思います。
コロナ明けには鉄道でもダイナミックプライシングを導入するという話もあるようですから、他の旅行・観光業でもタッグを組んで若い層へのアプローチを考えても良いかもしれません。