コロナ接触確認アプリ「COCOA」に不具合 通知届かず
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「ちゃんとアプリを作る」のは本当に難しい。
どの企業も団体もここ10年こぞってアプリ領域に手を出してきたが、質を伴っているアプリを作るのは簡単に見えるかもしれないが、本当に難しい。
ただの販路の一つとみなすのであれば一定ワークするかもしれないけれども、本当に「ちゃんとアプリを作る」ことを目指すのであれば、人材、資本、体制、そして既存のモノづくりとは異なる事実を受け入れる企業体質が必要になる。
注目のコメント
本件、すでに11月段階でGitHubにはIssueとして上がっていたのになかなか対応できなかったみたいですね。
https://github.com/cocoa-mhlw/cocoa/issues/14
ソースコードをオープンにするのと同時に、アジャイル的な開発をしているのであればアップデートも計画段階から予算や時間に盛り込んでいかないと、せっかくのこういったバグ報告が意味をなくしてしまいます。もともとの開発者の名誉のためにハッキリさせておくと、最初の開発はMicrosoftなどに所属の有志でソースコードの開発まで無償で行ったが、その後を引き継いだパーソル子会社のパーソル&プロセステクノロジーの問題でしょう。
コロナ「接触確認アプリ」開発者を直撃!個人情報の扱いは?効果は出る?
https://diamond.jp/articles/-/240905?display=b
> このアプリは、人材サービス会社パーソルホールディングスの子会社であるパーソルプロセス&テクノロジーが厚生労働省から受注し、工程管理を行う。しかし、アプリの基盤は有志で集まったエンジニア集団「COVID-19 Radar Japan」が無償で開発したものだ。
> 私たちはお金を1円ももらわずに、ボランティアで開発しました。たまには、そういう人たちがいるんだと信用してくれたらいいなと思います。
> 今回のアプリについては、COVID-19 Rader JAPANの開発したコードを、厚労省が委託したベンダー企業のパーソルプロセス&テクノロジーが今後維持・調整をしていくことになる。これで「COVID-19 Rader JAPAN」が政府と取り組んできたミッションは一段落ということだが、今後どうするのか。
システムは開発して終わりではなく、デバッグも必要。スマホなら事前に市場カバー率を計算しながらどの程度の機種やOSまで動作検証するか?という設計もしたうえで、最低でも100端末、しっかりとやるなら200端末以上は必要と思う。
当然、ボランティアのメンバーにはそんなに大量の端末テストできる環境や人的リソースもあるわけがなく、ソースコード提供止まり。市場導入を担当したパーソル&プロセステクノロジーの責任範囲となるはず。お金もらってるんだからちゃんとやれよという話し。
デバッグも一度やって終わりではなく、OSのアップデートや新機種発売ごとにアプリのアップデートと一緒にやる必要がある。特にAndroidは機種が多く、それぞれカスタマイズが激しいから開発もデバッグも大変。Androidを嫌う開発者が多いのも無理もない。
そもそも人材会社系のシステム子会社にこんなに大事な国策的アプリを任せるのは政治的な裏でもあるのでしょうか?厚労省は人材系企業とのパイプは太いでしょうから、OBとかもいそうだし。新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」に不具合が見つかり、少なくともアンドロイド版で去年の秋以降、感染者と接触した可能性のあるアプリの利用者に通知が届いていないことが関係者への取材でわかりました。
TBS/JNN報道を受けて、田村厚労大臣が緊急会見です。
https://youtu.be/25ubiXDCsPY