アマゾンCEOを退任のジェフ・ベゾスが情熱を注ぐ「次の夢」
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ベゾスは今後、2018年に設立した20億ドル規模の慈善基金「The Day One Fund」の運営、1年前に100億ドルの気候変動に立ち向かうためのファンド「ベゾス地球基金」、民間の宇宙開発企業である「ブルー・オリジン」、「ワシントンポスト」などにこれまで以上に力を入れるみたい。宇宙でイーロン・マスクとの直接対決は胸熱ですね!
最高の退職エントリでしたね。要素は3つあります。特に「退職は入社初日からはじまっている」です。
●「最高の会社の辞め方」の要素1:その選択が素晴らしいものであることを示す
ジェフ・ベゾス氏の後任はアンディ・ジャシー氏であることが発表されています。その決定が素晴らしいものであること、アンディ・ジャシー氏が優れているだけでなくアマゾンを深く理解していることが強調されています。
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今年の第3四半期に私がアマゾン取締役会長職に移行し、アンディ・ジャシーが次のCEOに就任することを喜んで発表します。
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アンディは社内ではよく知られており、私と同じくらい長くアマゾンにいます。彼は優れたリーダーになるでしょうし、私は全幅の信頼を寄せています。
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さらには「退任にわくわくしている」とまで書いています。
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私は今でもオフィスへ行く時にタップダンスをするくらい、この退任にわくわくしています。
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退職は特に「転職は裏切り者」が根強く残る日本では「悪いもの」として捉えられています。「就職おめでとう」と言われる回数よりも「退職おめでとう」と言われることは少ないです。
その中でジェフ・ベゾス氏は「タップダンスをするくらい」退任に喜びを感じ、後継者が今日も変わらず会社で働く仲間にとってどれだけ素晴らしい人物かを強調します。
もちろんジェフ・ベゾス氏ほどの影響力を持って退職できるひとは少ないです。それでも「退職の選択は良いものであること」、「後継ぎをするひとが組織に与える良い影響」について退職の知らせとともに伝えることはできます。
このジェフ・ベゾス氏が全従業員に送ったメールは、私たちが退職するときの雛形にもなるのです。
●「最高の会社の辞め方」の要素2:職場に残された者に羅針盤を残す
ジェフ・ベゾス氏のいわば退職の手紙の優れている点は、常に未来を見ている点です。ただ、未来に向かうことはまだ見ぬ場所に行くことでもあるため、羅針盤が必要です。どこに向かうのかと、今私たちはどこにいるのかを示すものです。
ジェフ・ベゾス氏はアマゾンの全従業員に羅針盤を残しました。それが「発明」です。
続き👉
https://note.com/s_s_so_sa/n/n24e8f0902644ベゾス氏は新しいパッションを見つけ、そちらにも時間とエネルギーを注ぐことになる。個人資産の規模が大きいので、慈善基金の規模もデカイ!エネルギーや気力があるうちに事業ではないパッションを見つけるのも重要。日本のカリスマ企業経営者の皆さんの動きにも注目しよう。