国連安保理、ミャンマー協議不調 中国とロシアが保留、まとまらず
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70年前に米ソの代理戦争であるベトナム戦争が起き、今は米中の代理紛争がミャンマーで起きる。中国に援助されている軍事政権が、バイデン政権を試しているのだろうけど、結局犠牲になるのはいつの時代も、市民。
「誰かに踏みにじられないように、強くなくてはいけない」という話なのだけど、残念ながら東アジアは紛争が絶えない場所になっていくのだろうなぁ、、
注目のコメント
国連加盟国、つまり世界中の国が一致した制裁を行うためには、国連の安全保障理事会での決議が必要になります。しかし、常任理事国である中国とロシアが拒否権を行使すれば、決議は通りません。そうなると、米国やEUが個別に制裁を行う、ということになります。
中国は別段、国軍の味方ということはなく、スー・チー派の政権であろうと、国軍の政権であろうと、権益は確保できるでしょう。中国がミャンマーに投資している最大の国であることに変わりはありません。
ただ、中国が制裁に参加するというのは、中国企業がミャンマーに進出できなくなる、ということなので、それはありえない選択でしょう。中国が国連で、ミャンマーへの制裁に賛成することはないでしょう。
結果として、米国とEUが個別に制裁を行う、ということにならざるをえないでしょう。ロシアのクリミアやジョージアの問題、そして中国の政治体制を考えると、制裁に賛成となる可能性は非常に低いと思われます。また、グローバルな地政学・地経学的な視点から見た場合、良好な(ないし利害が一致した)中露関係は重要なポイントの一つです。