ロシアのコロナワクチンに92%の予防効果、英医学誌に掲載
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ロシアのワクチンは、アストラゼネカのワクチンに非常によく似た作りのワクチンですが、試験結果も似たようなものになりました。
これは、やはりこれまで示されてきたワクチンの有効性や安全性が改めて「まぐれ当たり」ではないことを保証してくれるものです。
この試験の中でみられた死亡者の2名は、いずれもワクチン接種前にコロナウイルスに感染していたことが後から分かった、合併症のある高齢者のようで、ワクチンが効果を発揮する前にCOVIDにより死亡したことが報告されています。
いずれの死亡者もワクチンとの関連性はないと判断されており、これがまた歪んだ形で拡散されないことを願います。
引用文献:
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00234-8/fulltextさすがにある程度の効果はあるのだと思います。もはやワクチンは国際政治の有力なツールとなっていますが、日本は承認の問題で未だ接種すら始まっていない有り様です。色々と取り残されています。
米欧の製薬大手と比べてロシア製ワクチンは情報の透明性に懸念がありましたが、ランセットに査読論文が掲載されるとワクチン外交の流れも変わる可能性があります。ワクチン供給不足が深刻化している欧州ではハンガリーが独自にロシア製を調達する動きがあります。驚くことに先日はドイツ保健相もロシア製と中国製も排除せずという趣旨の発言もありました。