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私の北京人の友人は去年スノボを始めたばかりなのですが、かなりはまってしまい、ボードを2本、ウェアも数着、小物も色々と買い揃えています。毎週のように滑りに行き、ドローンやアクションカメラで撮影した動画を編集し、TikTokや愛好家同士のグループチャット上でシェアしています。
ボードパークも充実しており、ハーフパイプやキッカー、テーブルトップでワンメイクを決めてカッコつけている人もよく見かけます。
私もスノボをするのですが、2003年に初めて北京で滑りに行った時はボーダーはほとんどおらず注目の的だったのに、いまでは見向きもされません(笑)
ニセコ、白馬、野沢温泉などを中心にかつては見られなかった最新のマテリアルに、先取りしたウェアを身にまとった中国本土の方が、昨年1月まで多く押し寄せていました。少なくとも、白馬では、オージーと中華系で平日レストハウスの7割以上を占めている印象でした。
コロナの第三波がスキー場を襲い、国内のお客様まで足が遠のきました。加えて、当然訪日インバウンドも完全に一時停止をしています。各地のスキー場は厳しい運営を強いられています。
このような中、希望は日本が世界第2位のスキー場数を誇るスキー大国でもあることです。2021~2022に向けて、世界に誇るスノーリゾートとしてのアピールも水面下で進めていかねばなりません。
770箇所のスキー場があるという規模に驚きました。あと、78%がその場かぎりの体験となっているというのは、掘り下げてみてみたいですね。
"熱狂的なスキー&スノボ愛好家が存在する一方、初心者の数はさらに膨大だ。中国国内では旅行中にウインタースポーツを体験する人が多く、78%の人々にとってはその場限りの体験となっている。だが2022年の冬季オリンピック招致成功に伴い、これまではマイナーだったウインタースポーツの敷居は徐々に低くなっている。中国では2019年の時点で770件の大小異なるスキー場がオープンしており、浙江省安吉江天池スキー場を例に挙げると、アリババ傘下の旅行サービスサイト「飛猪(Fliggy)」の2人向けスキーツアーの価格は738元(約1万2000円円)にまで下落した。"
環境的に自然雪の降りにくい場所であったため、スノーマシンによる人工スキー場が発達し、昔日本にあったザウスの様な屋内ドームもいくつも建設されています。
本来であれば、冬には日本にも流れてくるはずだったインバウンド需要も、コロナ禍にて全て国内スキー場に還元されている状況。よって、中国国内での盛り上がりが加速していると思います。
今後は、競技においても強い選手が育成されてくると思います。現在、スノーボードのTOPは男子の戸塚選手や女子の鬼塚選手をはじめとする日本勢が独占していますが、中国選手の台頭もそう遠くないと思います。
2022年までにコロナが落ち着きを見せて海外渡航が可能になれば、アジアでのスノーマーケット全体が活性化され、日本にも恩恵が来ると嬉しいですね。
13倍.....
弊社でも詳しくインタビューしています。
https://mainichi.jp/articles/20210131/k00/00m/050/034000c