ツイッターの「ニュースレター」始動で始まる新たなトレンド
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ようやく、という感じですよね。twitterはこれだけのユーザー数や影響力を誇りながら、マネタイズ機会を逃してきており、Facebookなどと比べて圧倒的に企業価値が低い。
アメリカでは、特にSubstack上での個人アナリスト/ジャーナリストによるニュースレターが相当流行っていますが、結局誰もがプロモーションはtwitterに頼らざるを得ないので、twitterが一気通貫のプラットフォームを構築するとなれば、既存プレイヤーにとっては脅威になる可能性があります。
それにしても「twitterは動きが遅すぎる」というのはScott Gallowayがいつも公に糾弾しています(ちなみに彼はtwitterの株主)
https://www.profgalloway.com/twitter-elections
注目のコメント
Quartz Japanもニュースレターでサービスを提供しているわけですが、この動きには要注目。いままで、Twitterのフォロワーは影響力という意味では機能していたものの、直接的な個人のマネタイズとは少し距離がありました。今回の動きは最終的にここを変える可能性がある。
①最も手軽なツイートでフォロワーを形成
②clubhouse的なSpaces(音声)を通じたフォロワーのエンゲージメントの強化
③エンゲージの高いフォロワーへのパーソナル性の高いメディアで課金(ニュースレターへの課金導線)
ないしは③ニュースレターは無料で広くという形にしつつ(140字より深いコミュニケーション)、その先で様々な形でマネタイズ。
こうした絵を描いているのかなと。フォロワーを増やすことが、個人の影響力の可視化だけではなく、マネタイズに結びついてくる。
有料のサロンはコミュニティーの維持や管理が難しく、一度は枯れたと思われた、ニュースレターのような距離感が見直されてきているのが面白い。日本でもニュースレターを基軸にしたメディア展開がにわかに増えつつありますが、うまくビジネスとして両立していけるのか挑戦が続いています。
・Lobsterr Letter
https://www.lobsterr.co/
・Strainer
https://strainer.jp/newsletters/133
・プラットフォームのThe Letter
https://theletter.jp/
一方で、Twitterというスピードを信条とするシリコンバレー発のサービスが、一種そのアンチテーゼ的なコミュニケーションを特徴とするニュースレターを取り込むことが果たしてできるのかというところにも注目したい。
と、色々書きましたが、僕たちもうまく使ってみたいところです!