若者呼び込め 変わるお寺、SNS説法にテクノ法要
日本経済新聞
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檀家制度は、そもそも江戸時代にキリスト教を禁止したことと抱き合わせで始まったもの。結果的に戸籍代替えとしての行政システムとして機能し、だから江戸時代の人口動態は史料が豊富なんですが、とはいえ、これは土地からの年貢とは別の意味の納税システムだった。しかも公儀のお墨付きだから寺の坊主が慢心して腐敗する。単なる葬式仏教に落ちぶれたのもそういうこと。
檀家制度がなくなっても、元々の仏教は、今でいうインフルエンサーが各地で説法をして信者を増やしていったようなもの。つまり、本来の姿に戻ったと言える。逆に、SNS坊さんやテクノ法要の中から、かつての空海のような坊さんが誕生するかもしれませんよ。