トヨタの超小型EV「C+pod」がもつ大いなる可能性と「懸念」される事態
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なんでトヨタがEVに乗り出せば、マンションの管理組合で共用部の充電器の導入が時限的にOKになるのか意味が分からない。。
充電器とEVはにわとり&たまごで、充電器の設置を自動車メーカー等は協議会を設立して推進してきましたが、マンションの共用部は管理組合の自治ですから、設置を強要することは出来ません。以前、協議会のお手伝いをしていたので、以下は当時の情報に基づくものです。
補助金で釣るしかないでしょうが、それでもEVを保有しない人からすると充電器は不要ですし、すべての駐車スペースに充電器が設置出来なければ、充電器を融通し合う手間がかかります。
なので既築はなく、新規マンションに充電器の導入が推進されてきたのですが、マンション価格に反映するので、デベロッパーが数台程度に抑えたがります。
唯一充電器の大量設置に前向きなのは商業施設でした(自治体は予算の範囲で数台程度なら前向き)。
なぜなら、今までは給油は移動の途中で行うのが当たり前でしたが、このC+podのように街中チョイ乗りならば、移動先で用事の最中に充電するのが一番効率が良く、用事を提供する場が充電器と電気を用意するという理屈です。送客にも繋がりますし。
それでも昔ながらの機械式駐車場は狭く、ケーブルを車の右と左のどちらに用意しておくかなど、細かいことで設置が出来ないことも有りました。
また、200Vが各家庭で設置出来れば良いのですが、この辺は欧州の道端で充電器が並んでいる理由にもなっているんだと勝手に思ってます(日本は100V、欧州は200V低圧配電だったはず)。
つまり日本の街中の道路事情からすると、「チョイ乗り」はEVでも可能でしょうが、用事のついでに「チョイ充電」出来ないことが問題です。
小型でバッテリーサイズの小さいEVを作っても、小型の移動充電器が不可欠です。VWは駐車場内での自動運転充電器車も用意しており、充電器の方が動く発想です。本分引用:トヨタには「業界が本当に成長できる施策に力を添えるようなEV戦略が求められる。」
おっしゃる通り。ただ、国家のエネルギー戦略が定まらなければ、業界トップのトヨタがどうあがいてもEV戦略は理論空論に過ぎない。肝心なエネルギー戦略は昨年ついに定まった。トヨタの本当のEV戦略も近く説明が始まるだろう。そう遠くはないはずだ。軽自動車が幅広く普及している日本において、二人乗りで価格が165~171.6万円というのはかなり高いと感じます。
中国で最近爆売れして話題になっているのが、五菱汽車が発売した「宏光ミニEV」で、価格は航続距離120kmの廉価モデルで2.88万元(約46万円)、エアコンがついて航続距離が長いものでも3.88万元(約60万円)となっています。
これが売れているエリアは都市部ではなく、農村に近い郊外だそうです。私も北京市内ではまだ一台も見たことがありません。中国のEVは農村で広がっていくかもしれませんね。