オンライン通販の米Boxedが日本のイオンと提携しアジア進出
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> 「ミレニアル世代のためのCostco(コストコ)」と称される米国での消費者向け事業とは異なり、Boxedはまだ初期段階にあるSaaSをマレーシアのイオンにエクスポートする。タイアップの一環として、Boxedはイオンのデジタルトランスフォーメーションをサポートするためにエンド・ツー・エンドのeコマースソリューションを構築する。
注目のコメント
イオンは英国eGroceryのOcadoとネットスーパー分野は提携で進めており、今度はOMO領域をBoxedと組んで進めるとのこと。まずはマレーシアからともことでラストワンマイルは外部のGrabなどと組む予定との話。
ローカル色の強い日用品小売に置いて、良い顧客体験を海外の外部ソリューションとの連携中心で作り込むのは簡単ではないので相応のマネジメント能力が求められそう。イオンは、マレーシアでは上場している(おまけにGMSとクレジット両方で)。Yamadaさんがコメントされているように日本ではOcadoとだったり、世界のスマートリテール関連企業と組んで、全体ではなく国単位で取り組みをやっているのが興味深い。
日本企業のイオンとアメリカのBoxedが提携して、マレーシアでサービスを開始するってのがスゴイ話。小売はドメスティックとはよく言われたものですが、イオンの東南アジアでおおむね好調。スゴイなーと思います。
2019年annual report
http://ir.chartnexus.com/aeon/docs/ar/2019.pdf