米株市場にも分断の影 個人SNSで共闘、ファンド標的
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注目のコメント
今回のゲームストップ株に関する一連の出来事が、ショートセラーやヘッジファンドへの批判になってしまうということ自体が、時代の空気なのでしょう。なんでもかんでも貧富の差のせいにしてしまおうという風潮というか・・・
そもそも、みんなでつるんで株価を釣り上げた(ことが本当にできたのかどうかは知らんけど・・・)のが本当であれば、完全に「風説の流布」であり、ルールを逸脱しているのは、ギャンブルをしているロビンフッターなのでは・・・
というか本人たちは完全にゲーム感覚なのだと思いますが。裏で別のヘッジファンドが動いていて、これが代理戦争であっても、SNSがなければショートセラーがこれだけ負けこむことはなかったわけです。SNS個人投資家が勝った負けたか、彼らがヒーローかどうか、それはどちらでも良くて(今後大損する個人投資家もいるので)、それよりも上場企業株を極限以上に空売りして儲けるショートセラーのビジネスモデルが崩壊しつつある事が重要です。
ゲームストップが潰れていたら社員は路頭に迷いますし、家族は医療保険も失います。その代わりにヘッジファンドはスポーツチームやヨットを買うというのが今までの構図で、それが貧富の差の縮図です。個人投資家がヒーローである必要はなく、ヘッジファンド対ヘッジファンドの騙し合いでも全然良いのですが、出回っている株の140%も空売りして、まだ可能性のある会社を潰す行為は終わりにしないといけないという事です。
それでSNSが役立てば、十分役割を果たした事になります。この際、個人投資家の誰かが儲けるかどうかはどちらでも良く、彼らが困っている失業者かどうかも関係ないです。さらに別のヘッジファンドが儲けているかも知れませんが、無茶苦茶な空売りがなくなれば、それで十分SNSも個人投資家も社会貢献したと思います。日本で古くからあった仕手のデジタル版。確実に煽って高値で売り抜けた人たちがいるから、そこは逮捕になると思う。ただ、もしAIが特定の銘柄を指定するようになるとどうなるんだろう??