伊藤忠が2割減益 4~12月最終、中国向けは復調
日本経済新聞
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総合商社って、昔から新興国で資源を掘り起こして一か八かの大勝負をしているボラティリティの高い業種というイメージを持たれています。
ところが、隣の部署が何をやっているかわからないくらい高度に事業が分散されている”ごった煮状態”のため、会社全体の業績は常に安定している面もあります。2割の減益で済むあたり、伊藤忠は強いといえるのではないでしょうか。
総合商社の中では伊藤忠がもっとも自己資本比率が高い分、資本コストは一番高く、資本市場からは多くのリターンを求めてられています。
ちなみに、近年、総合商社の中でTOPIXをアウトパフォームしているのは伊藤忠だけです。繊維といえば、繊維の街として知られる群馬県桐生市の縫製工場で医療用ガウンの寄付プロジェクトをしており、寄付した人の自治体宛に医療用ガウンを届ける取り組みがあります。
今だからこそ社会的意義を考えて何かできないか考えたい。
中国向けの化学品や資源、あと巣篭もり需要は決算後もどうまで続くか。決算直前の緊急事態宣言の影響は大きそう。伊藤忠は非資源分野での売り上げ比率が大きいことが特徴です。
なので原油などの資源価格が低迷していたコロナ禍において、三菱商事、住友商事の株価推移を大きくアウトパフォームしてきました。
またガラッと雰囲気変わるのかなぁ