メディアは「共感」や「同調圧力強化」を求めて動くな 新型コロナワクチンの報道に精神科医が注文
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テレビの報道に向けて、マスコミに携わる人間としてのプライドはないのか?などと説いても意味はないのでしょう。
とつくづく思います。
会社が儲かればなんでもいいのか。
明らかに社会貢献とは真逆の行動により、きっと衰退していくでしょう。
メディアは今気付かなければ世代が変わって、現存のメディア(主にテレビ等)が同調圧力により傷付けられる日が来るかもしれません。
注目のコメント
いちいちごもっともですね。特に河野大臣の部分には私自身、ハッとさせられました。
ただ「同調圧力強化」を求めて動くなと言われてもメディアは変わらない。その経営のKPIである視聴率、PVへの意識が強い限り・・何か他の指標を作り出せないものでしょうかねぇ。非常に納得感のある記事でした。
こういう発信がどんどん増えてほしいですね。
>やはり起きた反応に対しては、個別に丁寧に対応し
>ケアする姿勢が必要です。苦しんでいる当事者の訴えを
>頭ごなしに否定する医療者はますます信用されません。
>こちらは副反応のエビデンスの有無とは関係ありません。
> 医療者の傲慢が人々から信頼されにくい状況を
>作ってしまっています。非常に高圧的だったり、
>権威的だったり、すごく偉そうに見えたりして、
>そこで傷つく人がいっぱいいるわけです。
この現象、NPでもよく見かける気がしますね。
「医療者」を「専門家」や「PRO」に置き換えて読むと、
色々と味わい深くなります。
ただ、一方でこういうコメントをした方が
いいねがいっぱい付いたりするのですよね。
「いいね」も一種の同調圧力を可視化したものですから。以前にホメオパシーが騒動になった際に早くからその問題を報じていた報道機関の一つが朝日新聞なのですが、対談の中で朝日新聞の記者による次のような発言があります。長いですが引用します。
「普通の人は、朝日新聞を《脊椎動物》だと思っている・・・でも実は、報道機関は《軟体動物》に近い。哺乳類よりもいわば、ヒトデに近いんですよ。ヒトデって5本の腕みたいなのがあって、その下に触手みたいなのがたくさんついているんですけれども、その触手がいわば記者であって、各々は気の向くままに勝手な方向に動いているわけですよ。でもなんとなく全体としては、うまいこと餌のほうに動いていく。全ての情報を統括する司令塔がどこかにあって、その命令で動いているというわけではないんですね」
https://webronza.asahi.com/science/articles/2010122800005.html
ヒトデは軟体動物ではなく棘皮動物だろというツッコミはともかく(科学医療部の記者でしょ😅)、一つの報道機関の中でも記者それぞれが様々な方向の記事を報じており、総体としては一つの方向に「何となく」動いている、という見方は今回のワクチンを巡る報道を考える上で示唆になると思います。
現代医療に対する懐疑論に対するアプローチも含め、学術団体や行政の対応も含め様々な点が論じられた対談です。今なお読む価値のある記事だと思います。
個人的な感想を付け加えれば、新型コロナはホメオパシーとは比較にならないほど犠牲者も社会的影響も大きく、にもかかわらずヒトデのスピード感で何となく事が進むのは正直勘弁して欲しいなぁというのが率直なところです。
軟体動物にも中枢神経系は存在します。これは皮肉では無く、純粋に報道機関としてどういうスタンスで取り組むべきと考えるのか、特に毎日新聞のPROの方のコメントがあると有り難いです。