有力ホテルの廃業・休館相次ぐ 需要回復見通せず
日本経済新聞
6Picks
コメント
注目のコメント
まず、ホテル・旅館経営者の心労・苦労・決断は相当なものだと思います。
業界全体で見ると、、、
ここ数年でホテル業界への投資は飛躍的に拡大し、新規参入も含め全国各地に新しいホテルが次々にできました。
これ自体はとてもいいことですが、、、
稼働80〜90%で回ることがさも当たり前の前提かのように、色や個性の乏しいホテルがばんばんと供給されてきました。
加えて、既存ホテルでも、黙っててもゲストが来てくれる状況が続いたため、捌くだけのサービス水準しか持ち合わせていないホテルも多々見られました。
そうした背景もあり、今回のコロナ禍により、これまでの高稼働神話を前提とした経営の考え方は破綻し、淘汰され、生き残ったホテル達によって、ホテルアコモデーションのレベルが引き上げられていくのだと思います。
今回の観光業界への逆風を目の当たりにして、
平時を平時として考えるのではなく、有事を平時とした健全経営の重要性を大変重く再認識させられました。