ゲームストップ株、70%近い急反発-制限緩和で個人投資家が戻る
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昨日はイーロン・マスクがビットコインとハッシュタグつけてツイートしただけで一瞬にして15%近く吹き上がった。先日もGameStonkとツイートして火に油を注いだし、長年苦しめられた空売り勢への恨みあるのだろうけどインフルエンサーの一言で相場左右される展開に
急反発したのはショートサイドがまだまだクローズしていないからだそうです。ヘッジファンドはどれだけ空売りしていたのかという話ですが、今日再開してこれだけ上がったということは、昨日ロビンフッドのトレード制限は、ショートサイドに有利に働いたということでもあります。まさかヘッジファンドが負けそうになったら、ルールを変更するということはないと思いますが、そう思わせる行為でもあります。
ロビンフッドのCEOは危ないトレードで決済機関への保証金が足りなくなったと説明していますが、10億ドルもの資金調達を一瞬にしたので、1日のトレード制限は何か意味があったのでしょうか。しかもCEOは、昨日のテレビインタビューで、トレードを完全に停止したわけではなく、売りは規制していないと説明してました。それは結果的に下落させることで、株価が落ちるだけの取引はあり得るのでしょうか。株価が下がって得したのはショートセラーです。一般投資家は、まさかコール買いができなくなるとは思っていなかったはずですので、焦って損失でクローズした人もいるはずです。
この問題について、SECや議会は捜査に乗り出しました。もちろん、個人投資家ら集まって株価操作をしていたのではという問題もありますが、その原因をつくったショートセラーの無茶な空売りの仕組みもに徹底的に調べる必要があります。機関の行なっている露骨な空売りと、ロビンフッターたちがそれに敵対して行なっている踏み上げに何の違いがあるのか、投資に疎い私にはわかりません。
もしロビンフッターたちが結託して行なった今回の件が、「金融市場を歪める」と批判の対象になるのであれば、機関による露骨な空売りも充分に市場を歪めていると思うのですが(日本では特に機関の空売りが金融市場を歪めていると思います)。
それにしてもロビンフッドという社名は絶妙です。この出来事に関与した個人投資家たちはまさに「世直し」の義賊=ロビンフッドとして振る舞ったわけですから。