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政治や言論の自由への圧力が止まるところを知らず、先月も、民主派議員が国家安全維持法違反の容疑で50人以上一斉に逮捕されている香港。

激しい弾圧の中で、民主活動家や民主派の政治家が香港から逃れて難民申請するケースも次々報告されていますが(アメリカ総領事館への亡命、台湾への密航なども)、イギリスが英市民権を与える道を開く特別ビザの申請を受け付けるというニュース。

試算にある750万人のうち100万人移住すると、香港全住民の13%以上という大きな数字になります。

もちろん、旧宗主国と旧植民地という歴史的な関係はありますが、これが光の道筋になってくる人たちもいるのでしょうね。

香港に限らず、政治的不安定や言論の自由、紛争や迫害が起きている国・場所に暮らす人々が、緊急時や状況の激変時にもうひとつの安心できる所属先をもっておきたいというのは切実な声として聞こえてきます。

別途で話題にもなっている二重国籍や複数国籍を巡る議論にも深く関係(ちなみに日本は二重国籍を認めてないとされますが、国際結婚などで二重国籍をもっている子どもはたくさんいたりしますよね)します。

つい1週間ほど前、東京地裁で「二重国籍認めず」が合憲とされましたが…多様な時代に合った制度への議論がもっと深まることの必要性を感じます。

👆ここについてはこちらぜひ。
https://www.google.com/amp/s/times.abema.tv/news-article/8643396%3fmobileapp=1
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英国海外市民旅券(BNOパスポート)というのは、1985年、英国が香港の中国への返還を見据えて、創設した制度です。英国は、旧植民地を放棄する際は、できるだけ喧嘩別れはせずに、影響力を残せるように手を打ってきました。フランスやオランダのように、独立戦争などを各地で起こされて、結果、国力を大きく損ねて植民地も失った、というのは下策でした。
 英国が誰にパスポートを発行するか、永住権を誰に与えるかは、英国の主権に属することなので、中国は一切阻止できません。BNOパスポートの保持者だけでも73万人、BNOパスポートを取得できる資格者は290万人います。彼らは、英国に永住できる可能性が高いし、彼らの家族も永住は可能でしょう。
 中国政府は、BNOパスポートを保持する香港人に対して、中国パスポートの発行を拒否したり、甚だしい場合は、香港での居住権を剥奪することはできるでしょう。それは、中国の主権に属します。また、英国に対して、経済面を含む強硬な措置をとることも予想されます。
 英国を含め、ヨーロッパの国々も、移民を必要としています。どうせ移民を受け入れるならば、できるだけ社会に定着してもらいやすく、高い教育を受けている層を優先して受け入れたい、という欲求は、どの国も持っています。香港人を100万人単位で受け入れる、というのは、かなり「お買い得」な移民受け入れということになるでしょう。日本も、なし崩し的にベトナム人やネパール人が急増していますが、いくら短期間働きに来てもらっているだけといっても(欧米の国も、みなそう言っていました)、様々な手段を使って、必ず定住していきます。なし崩し的に短期の労働者のつもりで移民を増やすよりも、英国のように香港人を100万人単位で受け入れる、というのが、戦略的な移民政策といえるでしょう。
香港を逃げ出すべきと考えている人は既に逃げ出しており、今、特別ビザを得る人たちは様々な理由で移住を躊躇う人なのだろう。移住は自分の人生をひっくり返すようなものだから、そう簡単に決断出来るわけでもない。いざとなれば香港パスポートで出て英国ビザで入国ということもあり得る。
英国内務省によると、すでに7000人のBPO所持者が英国に来ており、今後5年以内に英国経済に最大29億ポンドに利益をもたらす可能性があると推定している。
香港の平均教育レベルはイギリスより高い。知識経済に移行する局面で必要とされる高度人材の確保という観点からも,香港からの移民はイギリスにとっては大歓迎だろう。
香港に対して、日本は何ができるのだろう、何をしてきたのだろう。曲がりなりにも民主主義国家を標榜してきたのではなかったのか。都合の良い時だけそれを言うのであれば、リーダーでもないし、信頼も得られないだろう。加えて戦略的でもない。単に事勿れ主義でやり過ごそうとする姿勢が、長期的には国力を弱めていくことになる。
英国政府の立場としては、このような措置を取らざるを得ないのでしょうね。

記事にもあるように、中国政府の反発よりも、香港市民の感情的な軋轢が問題となります。

また、受け入れ側の英国も、100万人も移住してこられたら職を奪われる英国人がたくさん出てきます。

国同士のスタンス以前に、双方の国民にとって進退両難の状況だと思います。
10年前の香港と2年前の香港では、街中で綺麗な英語を話しする人が少なくなっているなあと感じました。
イギリスでやっていく自信がある人は、随分前にイギリスに渡っているのだろうと感じます。

確かに、永住権があっても安心して暮らせるかどうかは次元が違う話しです。
単に英語が出来るとかではなく、イギリスで生活出来るだけの仕事が見つかるかどうかかと。また、歳が行き過ぎていれば、年金額の心配もあるでしょう。

何より、ごはんは香港の方が美味しいですよね。
ロンドンのチャイナタウンは、高いですし…
香港でのイギリスと中国との対立が...
イギリスが香港市民向けに英市民権取得につながる特別査証(ビザ)の申請を受け付けるとした事に対して、中国外務省は、香港の居住者が所有する「英国海外市民」を対象とした旅券を、31日から有効とは認めないと発表しています
英国が誰にパスポートを出そうがそれは英国の自由なわけで。逆に、中国の方がコロナをコントロールできてますとか言いながら、英国市民に中国のパスポートを発行しちゃうって対抗手段はどうでしょうか。