東証大幅続落、534円安 米市場混乱の影響を警戒
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日経平均株価は534円安で3週間ぶりに28000円を割り込みました。
米国株はNYダウが300ドル高と6日ぶり反発、NASDAQのハイテク株も落ち着き加減だったことを好感し、今朝の東京市場も123円高と自律反発で始まりました。
朝高からは上げ幅を縮め、前場は一進一退に、後場には前日安値を割り込んで一段安となりました。
この日は決算発表前半のピーク日であることに加え、米市場の混乱が収まるかもまだ不透明で、GLOBEXでダウ先物が300ドル強下げると、下げ幅を広げる軟調展開でした。
これで5カ月連続の月末安です。
週を通せば968円安で5週ぶりに急反落、始まった決算発表自体は好調なものの、米市場が投機過熱から混乱、ハイテク株安が波及して利益確定売りに傾きました。
来週は2月最初の週、日米で決算発表が続くほか、米ISMに雇用統計まで経済統計、緊急事態宣言の延長も予想されます。
先ずは米市場が混乱を脱し、仕切り直しへ向かえるか、週明け辺り注目されそうです。
注目のコメント
短期的で見れば調整幅に収まってます。中期で見れば、25000円くらいまでは調整幅があります。ただ、金融緩和は当面継続される見込みですし、コロナの混乱はありつつもワクチン接種地域では改善が見られています。個人の動きは読めませんが、高値圏で軟調になるのはいつもの事。春先に向けてまた復調してくるのでは?と思っています。
昨年のこの時期もコロナウイルスが拡大し始めた、とかで、ちょっと軟調な相場になったのを思い出しました。そのあと昨年3月に大きくグローバルで株価下落と続きましたが、今回はその再来の予兆なのか。それとも気まぐれなのか。