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新型コロナワクチン、妊婦の接種推奨せず WHO

日本経済新聞
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    産婦人科専門医 医学博士

    まず大前提、『推奨せず』=『接種してはいけない』ではありません。
    胎児への影響があるという明らかなリスクのデータは今のところありませんが、一方で安全性を示すデータも今のところまだ十分でないので、各国方針がわかれています。

    米国は、妊婦を除外はしない
    イスラエルは、妊婦は積極的な接種対象
    英国・カナダは、妊婦へは推奨せず

    日本でも先日学会より方針が出まして、要約すると、
    ・妊婦さんも接種対象から除外はしない
    ・接種する場合はまだデータが十分でないことを説明した上で
    ・12週までは接種を控える
    ・妊娠を望んでいる場合は、妊娠前に接種する(接種後長期の避妊は不要)

    http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210127_COVID19.pdf

    なにより大事なのは、本人も家族も、感染対策をしっかりしながら生活することです。もちろんこれは妊婦さんに限った話ではなく、国民全員にいえることなのですが。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    「推奨せず」は「危険だ」ではありません。「データがない」も「危険だ」ではありません。

    データがないことは、「分からない」ことを意味しています。もちろん分かっていることもあります。少なくとも実験動物では、胎児に影響がなかったことが確認されています。あるいは、mRNAの胎児への影響は考えにくいとする科学的な推論も存在します。

    しかし、実際の人間で何か起こるかはまだよくは分かっていません。

    臨床試験では、妊婦さんは除外されていましたが、ワクチン接種後に妊娠が発覚した方が含まれていたことも確かです。また、すでにワクチン接種を始めている国では、妊婦さんにも接種を受けている方がいます。さらに、安全性を確かめるべく、妊婦さんを対象とした臨床試験も計画されています。

    もし危険であれば、このようなことは倫理的に許されることではありません。

    一方、妊婦さんに接種を勧めたくなる事情もあります。妊婦さんの重症化リスク、感染による胎児への悪影響がわかりつつあります。もしかすると、ワクチンを接種していたら助かった命が、助けられた胎児が、ワクチン接種を推奨しないことで失われてしまっているのかもしれません。

    この不確かさの中で意見が分かれているのです。両者ともに正しさも間違いの可能性もありますが、それは現在においては仕方がないと言うしかないかもしれません。


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    総合内科医 医学博士

    ワクチン接種の対象者は、まずは臨床試験の対象となった人にするのが科学的には正しい姿勢だと思います。臨床試験の対象には妊婦は含まれていなかったため、「妊婦もきっと大丈夫だろう」という推測で投与を積極的に推奨するのは拡大解釈ということになり、科学的には不正確といえます。今回のコロナのワクチンに関わらず、種々のワクチンや治療薬は最初は妊婦や小児は対象に含まれないことが多く、マウスなどの研究や臨床データの蓄積を待ってから判断するのが一般的です。

    一方で、ワクチンのメカニズムを考慮しても妊婦の身体や胎児への影響は考えにくいと思います。これまで報告されている安全性の高さを考えると、今後さらなる臨床試験の結果を待ったうえで、数ヶ月後には妊婦も接種対象者になるのが大方の予想です。


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