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ただ、SPACはまだ議論の余地があるフォーマットである。ウィーワークのような大型かつ知名度かつ紆余曲折を経た会社の事例がでて、それが成功するのか、透明性を持ってプロセスされるのか、というのは今後のSPACスキームの発展に大きな影響を及ぼすと考えられる。
ウィーワークの行く末という意味でも注目だが、SPACがどうなっていくかという観点で注目していきたい。
2020年 248件
2019年 59件
2018年 46件
https://www.spacresearch.com/
ナスダックに上場した企業の半数がSPAC経由とのこと。
先日もニュースになっていた代替肉のネクストミーツ社もSPACでの上場でしたね。
この論点はweworkバブル崩壊前から冷静に比較していた記事はこちら。成長性を考えれば5兆→1兆円なら悪くないのかな?拠点数や床面積はまだIWGの方が大きいですかね?
https://newspicks.com/news/4261668/
また、同時にコロナによってWeWorkは新たな道を見つけたようにもみえます。
例えば、各国都市中心部にオフィスを構える大手企業の解約が相次いでおり、そのような企業の受け皿としてWeWorkは一つの選択肢になり得ます。さらに、コロナ明けに、WeWorkの利用が回復する可能性があると考えられます。
WSJでは、ウィーワークがボウ・キャピタル・マネジメントと関連するSPACと協議していると報じた。ウィーワークの評価額は約100億ドルとしている。
昨年はSPACが米国IPOの半分以上を占め、調達額も前年比およそ6倍に膨れ上がりました。今年もすでに多くが上場しており、ターゲット企業を選定中のSPACは200−300社と言われています。
ウィーワークについてはここ数年ごたごたが続いていますが、SPACと手を組むことで事業立て直しに向けた明確な道筋を見つけられるか注目です。
評価額が$10Bnとのことですが、SBGの最後のラウンドが$47Bn、その後の追加資金調達の時がおよそ$20Bnくらいでしたので、このバリュエーションでも早期exitをするのか、それとも現経営体制の元であと1~2年、構造改革とスケールアップを果たしてexitするのか、注目していきたいと思います。