経済対策19兆円の3次補正成立 GoToトラベル延長予算に批判
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3次補正は、令和4年3月までの予算。
目の前の短期的なコロナ対策であるワクチン接種、医療機関への支援とこの先の経済を回していくという両輪が組まれており、個人的には政府の方針を指示致します。
コロナの感染拡大が取りだたされる中、GoToトラベルがその拡大を相関的に後押ししたように見えたこと、また観光事業者、とりわけ一部の旅行会社の支援に見えてしまう部分で批判が多くあるのも十分にわかります。
しかしながら、昨夏から秋にかけての人の流れができたことで、地域にうるおいと笑顔が生まれたことも確かでした。
感染とキャンペーンの因果関係がいまだ、不透明な中、政府としても難しい判断だったと思います。現時点で、正直正しい答えはだれにもわかりません。今は、一人ひとりがやれることを行い、コロナの終息を祈りつつ、私たちが旅やその他の活動を通して、消費が生まれ、自然な形で地域へ活気を与えていくことを願うばかりです。「こんにちは、ガースーです」「GOTOが悪者にされてしまった」と首相がGOTO推進を口にしていたのは昨年12月11日です。その時の空気感のまま組み上げられた予算です。予算の組み替えは禁じ手であり、そこを譲ると一気に攻め込まれるどいうのが政治の定石かも知れません。しかし、コロナ禍の今は意地を張らず柔軟に対応した方が政権の浮揚につながったと思います。使うあてのない1兆円を計上する愚は、あまりにもわかりやすく政権不信を増長させると思います。コロナ患者を受け入れた病院への補償を1兆円増額します、とすれば簡単に組み替えられたはずです。
【再掲】
財務省の概要(※)には、実際の支出の項目と金額が記載されています。
「中堅・中⼩企業の経営転換⽀援(事業再構築補助⾦)」や「 持続化補助⾦等」等、中小企業が利用できる補助金等の新設・継続もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
個人的には、2ページめにある「○ Go To トラベル〔10,311億円〕、Go To イート〔515億円〕」の項目と金額を見るにつけ、いろいろと考えさせられます。
※ https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2020/hosei021215b.pdf
(https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2020/hosei1215.htmlより)