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737MAXがようやく12月から順次飛行が再開されたところですし、大型機の新機種である777Xはエンジンやら貨物室ドアやらの不具合があったこともあり納入が遅れています。コロナもあり決算が良くなる要素は皆無、というものですね。むしろ赤字が1兆円程度で済んでいる、と考えるべきかもしれません。

今後については、駐機場どころか駐車場まで使って在庫となっている737MAXの納入を進めることが最優先となるでしょう。ただしまだ各国の航空需要は戻っておらず、今無理をして飛行機を買うエアラインもほとんどなく、在庫を捌くのにも一苦労となりそうです。
737MAXについては、最も有力な顧客は中国の航空会社で、ここからいかに受注できるかが決算の浮上という意味ではカギとなってくるでしょう。ボーイングが米中貿易摩擦交渉のポイントとなってくるかもしれません。
下記が会社発表。3Q末までの4四半期で約45億ドル(約5000億円)の純損失だったので何があったのだろうと思ったら、現在開発中の777Xで65億ドルの損失を出している。
https://bit.ly/39muPd4

Boeingは737MAXに加えて、コロナで顧客が設備投資をしない状態。一方、元々航空機の開発は長期で、またスケジュールが変動することが多い。そのなかで会計もProgram Accountingという手法を取っている。
今回の発表でまだ詳細は分からないが、計画遅れだけでなく、コロナのなかでの需要見通しも悪化して、計算前提となる需要見込みをかなり下げているのではないかと思う。
この会計については①でのKing HIDIEさんのコメントが圧巻なので、ぜひ見ていただきたい。またすでに販売をしているものについても、需要見込みの変化は影響する(②)。

https://newspicks.com/news/1219774
https://newspicks.com/news/2493714
キャリアは機材を発注していても、コロナ禍で需要が吹き飛ぶなかで納入を受けるとその時点でキャッシュが流出してしまう。したがって、多くのキャリアで納入延期なりキャンセルの措置がとられている。もちろん日本のキャリアも例外ではない。

ボーイングやエアバスは、そうしたキャリア各社のある種の資金繰り支援を引き受けざるを得ないような状態だ。キャリアやメーカーに対する政府の支援はかなり批判的な目で見られてきたが、さすがにこの状況では政府の突っ込んだ支援なしには乗り切れない可能性もあり、当分、業界全体に対する政府の影が強くなりそうだ。
2018年10月のライオンエア、2019年3月エチオピア航空と相次ぐ737MAXの墜落事故およびその後の対応の遅さから、業界や消費者からのボーイングへの信頼は地に落ちてしまいました。
そこにこの長引くコロナ。昨年、4月と10月に人員削減を併せて、3万人と従業員全体の2割の削減を発表したところでした。

米国では、97年にマクドネル・ダグラス社を買収しているので、大型旅客機メーカーとしては、すでに唯一のボーイング。加えて、世界では、エアバスとともに、軍用機やミサイル、宇宙機器なども扱っている巨大産業の象徴のため、厳しい情勢下が続く中、米国として、どのように支援をしていくのか、注視する必要があります。
ボーイングにとって今回のコロナ騒ぎは踏んだり蹴ったりですね。
737MAXの問題で苦戦していたところにコロナウイルスなので大変だと思います。
アメリカとしては安全保障上つぶすわけにいかない会社なのでテコ入れするのでしょうね。
ボーイングの2020年12月期決算が発表されました。
赤字額は19年12月期は6億3600万ドルでしたが、今回は119億4100万ドル(約1兆2400億円)に大きく増加しました。