首相、自宅療養中に死亡で陳謝 コロナ医療体制の不備認める
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つまるところこの問題の本質は市民意識の圧力にあるのであって、大将が誰であっても代わりようがないので総理を追求しても意味がない(≒無益)。
緊急事態が宣言されようがされまいが、その実行主体は我々市民です。
以下再掲(保健所繁忙につき障害者手帳更新しに行き辛い問題より)。
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p.s.日本の病床(入院ベッド)数が世界的に多いと言われるのはその大半が介護と精神科病棟専門故なのはあまり語られず報道もされませんが、これらは実体的には適切な地域サービスの提供で代替出来るものを、社会的入院として"処理"してきた事の結果なので、社会一般的なイメージとしての病床需要に応えられる設備と人材を有していません。
ジジババの特養入れない問題とか精神疾患の有病歴を申告すると賃貸住宅の入居申込審査に通らない問題なんかは、この社会的入院の機会を優位に押し上げてる一因となっています。
(介護やメンタルヘルスに対応する医療部門と外傷,内外疾患,感染症に対応する部門では単に免許区分が同じというだけで実質的に求められる知識と経験範囲は全く異なります、法学博士に理論物理学の講義を請うようなもん)
肌感論なので根拠はありませんが、グロスで勘定に入れられるのは総病床数の半分、空間的シールドや人員シフトも考慮するなら1/4〜1/3程度がcovid入院に割り当てられる安全上限とみた方が良いでしょう。
(日本の臨床医およびコメディカル数はG7最下位なので無理に押し込むと死に場所が家から病棟に変わるだけで事態が悪化しかねない、想像したくはありませんが入院施設で死亡者が出れば、安全を確保するまで周辺数床が稼働出来なくなり過失致死免責が認められない日本では受入リスクも高い)
これ以上は例え仮設で設備を整えても人を(安全に)アテンド出来ないでしょうから、リモート問診によるトリアージを併用しつつリスクファクターの低い発症者は自宅待機or療養でふるいにかけるしかないかと。
つまり、人をNIMBYっぽく扱って病院送りにしてるとこういう時に困るということ。
自治体の社会サービスに投資すれば解決可能な課題をわざわざ数倍の医療費掛けて浪費してきてこれですよ。。
これらの問題の根幹には、未だ世代や傷病による心理的くびきを断ち切れていない民意の問題が深く絡んでいるので、個人的には役所を責める気にはなれない。
注目のコメント
菅首相は昨日の国会質疑でも、これまで国会答弁で多用してきた「答弁を控える」「指摘は当たらない」といった語句を使いませんでした。代わりに「指摘を受け止める」という言葉を用いています。そして、きょうは珍しい謝罪の言葉です。謝罪以外は有り得ない案件ではありますが、やはり世論の動静を見た「言動変容」だと思います。安倍首相は論点をずらす「ご飯論法」でしたが、菅首相は「トートロジー」論法をとってきました。どんな質問にも「法令に則って判断したので問題はない」と「問題がないのは法令に則って判断したからだ」を交互に出していく論法です。どの法令か、どの点が、ということは一切捨象し、「A=B なのは B=A だからだ」と突っぱね「鉄壁のガースー」と言われてきました。でも、それではさすがにもたないと感じたのだと思います。
【医療提供体制の不備?】
‥と書かれてしまうと現場で奮闘している医療者としては何とも言えない気持ち。
我々医療者がもっともっと頑張っていたら‥
コロナ病院を作っていたら‥
などで状況は好転させられたのか‥。
それは神のみぞ知る‥ですので
現状できることに全力を尽くしましょ‥と思ってしまう。野党にも政策を検討し、実行に移すために考える責任があります。
なんで他人事のように責任を追及できるのでしょうか。
政権交代したらやると言いそうですが、それって会社内で例示すると昇格したらやる、って話ですよね。
昇格は一般的には『上位職相当の仕事ができることが証明されて』昇格するものです。ましてや一回失敗しているので、任せてもらえるような実績を昇格前から実践してもらうのが当然だと思うのですが、全くそういった意識に見えないので残念です。