仏ポンピドー、3年以上閉鎖へ 23年末から全面改修工事
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今なお色あせない美術館建築のマスターピース。
芸術の都・パリの近代都市計画には調和しない異質な外観で当時は賛否両論を呼んだといいます。1977年という時代にこれができたのは驚きです。
日本ではこの時期に建てられた名建築のいくつかは存続の危機にさらされています。今話題となっているのは1989年に竣工した葛西臨海水族園。これも今取り壊しについての議論が起こっています。
スクラップアンドビルドは都市に新陳代謝をもたらしますし、経済も動きます。ただパリの名所と言われる場所でも長い時間かけて、時代に合った形に変化させるそのスタンスには共感できます。SDGsがキーワードになっている今の社会にも求められることです。
注目のコメント
パリ中心部の大型施設を3年以上閉鎖してでも改修する。新築にはない価値がある。
ポンピドゥーセンターはパリでは比較的新しい建築ですが、この改修も経て将来、オルセー美術館のようにパリの大切な建築の一つとして数えられ、より大切にされるんでしょうね。
ポンピドゥーセンターはかなり好きな建築です。
建築構造設計の観点から見ても面白い。気になる人は画像検索してほしいんですが、これだけの大空間に柱がありません。さらに気になる人(特に建築構造の学生にはおすすめ)は、構造設計者ピーター・ライスの自伝読むとやる気出ます。
ポンピドゥーセンター公式
https://www.centrepompidou.fr/en/