ANA 国際線を半減へ 新規の開設延期や運休も
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運休に加え、新規路線の開設延期を行うことで、国際線が半分近くになるとのこと。昨年から厳しい状況が続く航空産業ですが、今年も引き続き前半は厳しい状況が続く可能性が高そうです。
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10月までの夏ダイヤで国際線を半減させたと言うことは、ANAは東京オリンピック・パラリンピック開催の可能性が低いと考えているのか、その効果による需要増も諦めてしまったようです。世界的なコロナ禍とは言え、先進国を中心にワクチン接種が始まるなどの明るい兆しもありますが、国際線の旅客需要が戻るまでにはしばらく時間が掛かりそうですね。
私自身も頻繁にスイスと日本を往復していましたが、コロナ禍になってからはペースが落ちています。現在、日本からスイスへの入出国に関しては基本的に何も規制はありません。しかし、日本に戻る度に(PCR検査や抗体検査などで陰性であったとしても)2週間の自主隔離を強いられ、物理的な制限を受けるのは辛いです。もちろん、ルールは守りますが少し柔軟な個別対応が出来ないものかと思います。あまり良い話しではないですね。
全日空、JALともに苦しい状況は解ります。
全日空にとってみれば新規路線開設が延期になるのは特に痛手だと思います。特にミラノ線、イスタンブール線という観光需要でも人気であり、ビジネスでも使える路線。このヨーロッパ線の延期、特に羽田空港出発での延期は大きなダメージだと思います。
そして、今回もっと大きな痛手となりそうなのが、成田〜サンフランシスコ線の運休。この路線を運休させるのは、相当な勇気と決断力がない限り運休できないというか、それだけ経営が逼迫しているのでしようか。
全日空が運休すると現在、成田からのサンフランシスコ線はユナイテッド航空、日本航空だけになります。ドル箱路線を運休させるのですから、しつこいようですが苦渋の決断としか言えません。それだけ、航空業界全体(グラハン含む)が逼迫している証拠でもあります。いや、逼迫してます。どこも苦しいです。もっと素直に言えば、これが現実です。毎月のように国際線を利用していた身としては悲しい限りですが、なんとかして頑張って欲しいですね。。このような状況下でもアメリカは複数の便が飛んでいるのはありがたい限りです。北米関連のアップデートはよく見ているのですが、2便(内1便は毎日運行)のLAには日本人/日本関連の人が多く住んでいるのを改めて思い知らされますし、1便(毎日運行)のシカゴは空運のハブなんだなと再認識しました。