なぜ突然、大麻「使用罪」創設の議論が始まった? 薬物依存症の専門家に裏表を聞きました。
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注目のコメント
松本俊彦先生は今回の大麻取締法にかんする有識者会議のメンバーです。
かなり細かく、かつ「週刊誌的」な目線も加えて今回の大麻取締法に関する有識者会議開催について語っています。
1.医療大麻の是非、海外の規制緩和
2.使用罪創設やTHCへの規制
(3.監麻課の都合→予算?)
(4.菅政権→厳罰派?)
※()内は週刊誌的な見方
弊社取扱の成分CBDについてはあまり語られていませんが、記事に出てくる、いわゆる医療大麻の「エピディオレックス」はCBD製剤のことです。(ちやみに「サティベックス」はTHCとCBDの製剤のこと)
アメリカでも今後さらに加速し、一般CBD製品もFDA認証される見込みです(2023〜25年頃)
日本がどのような動きを取るのか、注目です(オリンピックもあり、ドーピングではないCBDの取扱いは割と重要です。)アメリカに来た頃、“アルコールも薬物と同等扱い”にして、小学生に教育していたのに驚いたことがあります。アルコールを禁止した歴史を持つ国だからでしょうが、本当に危ない薬物と区別がつかなくなって、逆に危険薬物が日常生活に入って来てしまいます。日本で、大麻を麻薬や覚醒剤と同様の感覚で扱っているのをみると、そこで線引きするのはちょっと違うかなと感じます。アルコールで線引きされる(アルコール使用や所持は犯罪)とされることを想像すると実感できると思います。アルコールも完全に無くなれば、犯罪も病気も事故も確実に減るでしょう(最新のサイエンスでは、お酒は適量なら百薬の長などということは全くなく、ゼロが一番カラダに良いことが分かっています)。それでも、その文化的価値も含めて素晴らしいものです。大麻も少なくとも2500年前から人類は有効に利用してきており、使用方法さえ誤らなければ(これは、お酒も一緒です)、人によっては人生を豊かにしてくれるものでもあります。禁止は簡単ですが、どのような事実をもとに、どのように教育して、どのように社会的なバランスを取って行くかという難しい道を選ぶという国になって欲しいと感じます。
オーガニック厨へのリトマス試験紙にもなりえる案件がマリファナですね。
確実にその先のケミカルドラッグのエントランスになりえる点では規制も必要かと。