7&iが総額1兆円超の外債検討、米コンビニ買収に充当-関係者
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当初から株式は発行しないとしていたので、調達がデットになることは想定通り。しかし、銀行からのシンジケートローンではなく、外債を市場で調達するというのは意外。
通常、アジア企業は認知度も低いので、外債のコストは顔見知りの銀行ローンより高くなりがちです。セブン&iは相対的に知名度も高く、今回は米企業の買収だという面もあるでしょうが、やはり、投資家の運用ニーズが極めて強いということが一番の背景でしょう。どんな条件で出てくるのかが注目です。Marathon傘下のコンビニ買収に伴う資金調達。元々8月時点での資料で「エクイティ・ファイナンスは予定せず」とあり、それに沿っているがその時点では80億ドルだった。
買収する資産が米国なので、調達もドルとすることで、資産と負債側の為替をマッチングさせて為替変動しても差損・差益両方でない構造を作る。
https://www.7andi.com/ir/file/library/ks/pdf/2020_0803ks.pdf
買収発表時のPickは下記。
https://newspicks.com/news/5118065
https://newspicks.com/news/5123277ここもとややドル安円高局面にあるとはいえ、外債での調達は手堅くていいですね。また、コンビニ併設型ガソリンスタンドは昨今のカーボンニュートラルが重視される中で課題とも言われていますが、バイデン政権誕生で今後ガソリンスタンドがEVスタンドに代わっていく可能性もあるので、注目しています。