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当時はそれだけ量的緩和の拡大が嫌がられていたことがよくわかります。
それでも内外から緩和を迫られて、苦渋の選択として始めたのがETFの購入といった“派手な”手段であったように感じます。今でさえ日本以外の中銀が禁じ手とするETFの購入に踏み出すのですから、『「臨時、異例の措置」と言及していた』のは分かるような気がします。
こうした事情があるので、FRBに追いつくべく黒田バズーカが放たれた後のいま、欧米の中銀が抱える資産がGDP対比4割そこそこに止まるのに日銀は1.2倍、そして日銀が事実上の筆頭株主である上場企業が100社を超える異常な仕儀となったのです。
財政法が原則として禁じる赤字国債の発行、借換債で手を付けた日銀による国債の直接引き受け(財政ファイナンス)といったものもそうですが、“禁じ手”に一旦手を染めるとなし崩し的に拡大するのは世の常です。一旦始めたら簡単にやめられないことは、分かっていたように思いますけれど・・・ 債権と違って満期償還のない株式の処理は大変そう (・・;
1)株価への影響
2)日銀の保有リスク
3)議決権の空洞化
4)利益相反(銀行株も入っている)
5)TOPIXの改組リスク
6)大きすぎる手数料支払い(別名「日銀補助金」)
7)困難な「出口」、
……
うーん、たくさん問題がある!