Apple M1 プロセッサはなぜ速い?
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CPU調達コストはそこまで下がっていないと思いますよ。Appleは確かにTSMCの最大顧客ですが、5nmの生産ラインを使いたい客はApple以外にもいますので。TSMC以外の選択肢もないし。設計を自社に取り込んでいるのでその分のマージンは取り込めますが、製造面では5nmは7nmよりコスト高いしね
注目のコメント
M1プロセッサが速い理由の詳細解説、めちゃめちゃ面白い。半導体回路が原子の大きさに迫る5nmとなり、干渉の問題も無視できなくなる領域に入ってます。でもまだまだ工学的観点で改善できることがあることを教えてくれる記事。本当に勉強になって助かります (記事は尾原さんに教えてもらいました)
【従来のIntel CPUを使ったMacに対して,新型MacのCPU性能は約36%向上しています.大きく2つの理由,(1) Unified Memory 構成を採用しCPUからのメモリアクセス時間の削減,(2) Intel x86命令からARMv8 命令への変更により複数の命令解読を容易にし命令の並列実行を増やせた,と筆者は考えます.】RISCとはお懐かしい 歴史は繰り返すんですねぇ
あ、コレ↓はこっちでコメントした標準インターフェースのことですよ
https://newspicks.com/news/5560937
「x86命令の機械語レベルの互換性を保ちながらチップ内部で固定長命令に変換することで,性能向上を図ったわけです.」後半のRISCとCISCの話はもう使い尽くされた話で、記事にも書かれてあるようにIntel CPUでも内部では固定長の命令に変換して実行しているので、それによる性能劣化はなくなっている。そうでなければ、Intel CPUは今頃MIPSやAlphaに駆逐されていた。
メモリがSiPになっているのも、HBM2(High Bandwidth Memory 2)を使っているのでない限り、普通のDDR5とかだったらそんな変わるはずがない。
という訳で、何でM1があんなに早いのかよく分からないのですよね。周波数も3.2GHzだから、無茶苦茶早いわけでもないし。Intel は発熱のせいで、頻繁に周波数を落として温度を下げてあげないといけないため、最高周波数で動けるケースがそんなに多くないことくらいしか、思いつくことがない。