相次ぐ大学入試の方法変更 頭抱える受験生
産経ニュース
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引用)2月から本格化する国公私立大の個別入試について、文部科学省は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で試験方法などに変更があった大学をまとめ、同省のホームページ(HP)で公表した。情報は今月15日現在で変更があったのは70大学。ただ、その後も試験中止を公表する大学などが出ており、同省が出願開始後は変更を控えるよう求める通知を出す事態となっている。
どちらの立場の思いも理解し得るだけに辛い。
受験生視点では、全員統一で事前に与えられたルールに則り、戦略を練った上で勝負に挑んだ。しかし、試合の最中にルールが変更され、公平な試合ではなくなるということ。
主催者側は、受験生だけでなく、受験者周囲の人々や地域住民、交通機関を使用する一般の方々など、付随して考え得る感染の余波を抑えたい。例えそれが、受験生にとって一生に一度になるかもしれない受験だとしても。
受験生としては、コロナは当然不変だと認識していたルールすら、突然の変更をもたらす環境攪乱要因であり、どんな未来も想定する必要があったのだという勉強にできるか。
ただ、不合理だと声を上げて抵抗するのか。受験生の立場上、試験要項などに変更可能性を示唆した文言があったとしたら、訴えも退けられるのだろう。
主催者側としては、手段の変更は良しとしても、事前に提示したルールに沿った試験内容を課して欲しいと思う。
大学からすれば、受験者は何万人のうちの1人かもしれないが、受験者にとっては、たった1度の人生を懸けた挑戦で有るのだから。