恐ろしい…築40年超「分譲マンション」のとんでもない末路

コメント

注目のコメント

• 秋田 大介

  株式会社イマゴト 代表取締役

  ・2021年01月24日

  分譲マンションの問題は本当に深刻になってきている。どこのデベロッパーも賃貸マンションは建てたがらない。自分たちがリスクを抱えるのを避けるためだ。
  分譲なら売ってしまえば手を離せる。一応、ちゃんと責任を持っているというスタンスで関連のマンション管理会社を入れているが、委託費が高くなっている。そしてそれを問題視してマンション住民たちが委託費の安い管理会社に移るのを狙っているように感じる。そうなれば完全に手を放してリスクがなくなる。
  また、徴収する管理費には大規模修繕や解体などにかかる費用はまともに計上されておらず、安い管理費で分譲をしているのであとあと困ることは目に見えている。
  さらにタワーマンションなどはこれに輪をかけて問題がある。上層と下層などで財力に差がある。ギリギリの財力で購入した人と、投資代わりにポンと勝った人。その差がある人たちが最終的にこのタワマンをどうするかという議論の時に合意できるとは思えない。
  この記事では個人財産なので行政はなかなか立ち入れないと書いてあるが、大きく社会問題化し、公共事業で税金を使ってゴースト化したマンションを取り壊していくようになるのではと不安視している。
• 高橋 晴彦

  一級建築士 / architect

  ・2021年01月24日

  新耐震基準の分譲マンションは建て替メリットがないので、廃墟化する運命です。所有者不明で、どうしようも無く、行政執行されたマンションも出てきました。行政が容積緩和などすればいいですが、そもそもの人口減で需要は厳しい。延命しかないのです。
  賃貸マンションなら、リファインなどして性能も耐用年数も新築同様になりますので、3代目までは行けます。しかし、分譲は区分所有の上、一部賃貸借もある複雑な権利関係をどうするかが、今後の鍵です。