イーロン・マスク氏が最高の二酸化炭素回収技術に賞金104億円
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研究開発に懸賞金をかける.なぜ日本にはないのだろう.
米国では古くはリンドバーグの大西洋横断飛行があるし,X Prizeが有名.例えば,Ansari X PRIZEでは繰り返し飛行ができる有人弾道宇宙飛行機の開発を競い,それを勝ち取った企業が発展してVirgin Galacticになった.
https://newspicks.com/news/3696793?ref=user_2112738
日本のチームも参加した月面探査を競うコンテストもあった.
https://newspicks.com/news/2770605?ref=user_2112738
ボーイングは空飛ぶクルマのコンペ,GoFly を実施して斬新なアイデアが集まってビジネスに繋がっている.
https://newspicks.com/news/4683767?ref=user_2112738
イーロン・マスク関連で言えば,ハイパーループのコンペ.
https://newspicks.com/news/3195248?ref=user_2112738
日本でお金を持っている人(団体)も,アイデアとやる気を持っている人たちを焚きつけるようなことを考えてくださいよ.
※ ちなみに,お金はないけど,若者を焚きつけることをしている.
「飛行ロボットコンテスト」
http://indoor-flight.com/CCSは決して新しい取り組みではなく、かれこれ20年も取り組まれていますが、コストの壁がありながらも、LanzaTech、Climeworksなど大手企業の支援を受けて実証を進めています。
例)
・LanzaTech:積水化学
ごみを丸ごとエタノールに変換! 世界初技術の本格導入で脱原油を目指せ
https://emira-t.jp/topics/15011/
・Climeworks:Audi
アウディとクライムワークス社が大気中のCO2を回収して地下に貯蔵
https://www.audi-press.jp/press-releases/2020/b7rqqm000000wlb9.html
CO2を回収して地下に貯留するのは、石油採掘に使われていた技術で、採掘するにつれて石油産出が減少を防ぐのが従来の目的です。この技術は三菱重工が実績を持っています。
→始動した夢の石油事業 採掘倍増、CO2も大幅減
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO76338330Z20C14A8000000
CO2を回収し、それを利用するCCUの技術開発も行われていますが、CO2の付加価値が低いのが、コストに見合わない課題を解決できていないようです。
CO2の純度を高くして、ビール製造に使ったり、ビニールハウスなどへの利用もあることはわかっているのですが。
CO2と微生物で代替肉を作る米スタートアップ、エア・プロテイン社に注目しているところです。
→空気を原料に肉を作り出す…代替肉競争の最前線
https://www.businessinsider.jp/post-202630
革新的なCO2回収技術と貯留/利用技術に様々な人がチームとなってこのXprize Foundationのコンペに挑戦して欲しいですね。
九州大学がエントリーしてくれないかな、と思ったりしています。
◉九大:分離膜を用いた大気からのCO2回収
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/511