契約額は「22円」 三菱電機、ミサイル監視の衛星研究を驚きの低価格で受注
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その昔は「1円落札」が問題になりました。最初は「1円」でも元がとれる公共事業への批判にもつながりました。ただ、今回の入札は、逆の見方をすると、防衛省の入札がそれほどオープンになったと言えるのかも知れません。安全保障に関連する入札は、随意契約が多く、防衛産業はコミニュティのような存在で、その中でも三菱は半ば国家機関のような位置付けでした。その三菱の三菱電機のなりふり構わない入札です。時代の変わり目を思います。
機密情報の多い防衛省の特性上、後続の契約があった場合に調査結果として広く公開できない情報もかなり有るため、後続の契約の優位性も高くそちらで回収するのは目に見えている。
実質TCOでは高くつく可能性が高いです。
分割調達は後続の契約できちんと競争に資する仕様が公開されるのが大前提で成り立つ話です。
防衛のような機密性の高いものはそうはいかないでしょうから、この手の入札は分割調達ではなくトータルの請負契約とかで公平性を担保する必要があるかと思います。
杓子定規に分割にすることで高くつく代表例になりそうです。
昔から天下りも多い関係ですからその辺りはズブズブなんでしょう。22円を目立つようにして何かを匂わせたいような見出しですが、防衛省が想定していた調査研究費は「明らかにしていないが、少なくとも数百万円以上とみられる。」とのこと。三菱電機にとって数百万円など、その後に続く本格的な開発費用からみたらタダみたいなもの。そんなもの1円だろうと絶対とりたい案件でしょう。