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専門医がいないのに、「重傷者施設」を病院が懸命に設置している理由が問題だと思います。

特定機能病院に指定される目的で、施設というハコモノだけを設けたなんてことはないでしょうね〜。
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集中治療専門医は1つの指標であり、有資格者がいないから重症患者が診られないといったことはありません。

集中治療室に入院したら集中治療医が全て診て、専門科の医師は相談を受けない限り関わらない、今までの主治医・患者という関係もある意味で関係ないというシステムもありますが、日本では比較的稀なのではないかと思います。(closed ICU)

逆に、集中治療医という存在はおらず、各専門科の主治医がそのまま集中治療を行うというのも一般的です。(open ICU)

集中治療医が相談にのる形のsemi-open、集中治療医が主治医で各専門科も積極的に関わるsemi-ciosedという形もあります。

徐々に集中治療を専門とする医師が増えるとともに、openからclosedに移行がいくらか増えてきているというのが日本の現状です。



もともと呼吸器内科や総合内科などの専門科が集中治療をしていることも多いので、集中治療専門医がいないことが現在の受け入れ体制の不足と直接関与しているとは考えにくいのが、他の医師pickerの感覚と同感です。
集中治療室をどこの専門科の医師が管理しているかは病院によって様々です。集中治療専門医だけで回している病院の方がむしろ珍しく、救急医、麻酔科医、循環器内科医、呼吸器内科医などが管理しているところもあれば、それぞれの科の主治医がみているというパターンも多いです。専門医がいればそれに越したことはないですが「集中治療の専門医がいないから管理ができていない」というのは現場の感覚とはやや乖離があるかと思います。

重症患者の治療には、ICUの知識や経験をもった看護師や、人工呼吸器や透析機器の管理を行う臨床工学技士など様々な職種が関わります。マンパワー不足の問題はむしろそちらの方が大きいかもしれません。
集中治療専門医自体の不足は免れない事実だと思いますが、現実として感染流行の前にもそういった施設で重症者の管理は行われていたわけであり、必ずしもその施設で重症患者を管理する能力が欠如するということを意味しないと思います。

地域性もありますが、日本では集中治療に長けた麻酔科医師や救急科医師、呼吸器内科の医師もおり、必ずしも集中治療専門医の数で医療機関のキャパシティや能力を測れないところがあると思います。

だからといって集中治療専門医を育成しなくていいということを意味するわけではないですが、その育成には何年もの年月を要し、一朝一夕で解決するわけではありません。

いずれにせよ、表面的な数字の付け合わせによる評価は間違います。このニュースを読み解く上で、「専門医がいない=集中治療のキャパシティがない」ではないという理解は必要かと思います。
感覚的にはそんな割合だろうなという感じです。
新型コロナウイルスは感染症科の疾患という風に捉えられがちですが、私の感覚では実は集中治療領域の疾患と言えます。

新型コロナウイルスの治療にはあまり選択肢がありません。使うべき薬を使い、後は正しい輸液管理、正しい人工呼吸器管理、正しいECMOの管理など、集中治療的な能力が求められます。

そして、ICUを管理するのが専門医から非専門医かという観点では、新型コロナウイルスの管理はやはり専門医がいなければうまく回らない様に感じます。

集中治療の専門家ではなく、各科でICUを管理する場合、各科の疾患で入院になった患者を診療することになります。コロナは専門領域が定まっておりませんから、普段ICUを頻繁に利用する外科医や循環器科医という医師は積極的にコロナ患者を診療する対象ではありません。

現在は、多くの非集中治療専門医の方々も総動員でなんとかコロナを乗り切ろうと頑張っております。

集中治療専門医がいれば解決という訳ではありませんが、新型コロナウイルスの管理という観点と、ICUの管理という観点からは専門医のいる病院の方が圧倒的にやりやすいと思います。
日本医師会はこの一年間何をやっていたのか