英コロナ変異種、死亡リスク高い恐れ ワクチンは有効=首相
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「死亡率が高くなった可能性がある」というのはものすごいパワーワードですね。
これがどの程度の信頼性かは、データが示されたわけではないため判断できません。しかし、全く根拠なくこの様な重要な情報を公言する事はなく、何らかの非公表データをもとに専門家がそう判断しているという状況と推測します。
死亡率が高くなり、感染力も強くなったウイルスが今後は社会に広まるとすると、これまでわかっている重症化因子を持つ方は、より一層の警戒が必要となり、これまでは死亡率が高くなかった年齢層の方々にも命の危険が増すと言うことになります。
これまでコロナウイルスは、感染しても重症化しない層が過半数という点で、「Withコロナ」という事が考えられていました。しかし、病原性が高まり、エボラウイルスの様な誰でも死のリスクと隣り合わせという病原体であれば、経済の事を考えるまでもなく強制的にロックダウンという判断になっていたと思います。
じわじわと死亡率や感染力が高まるとすると、ゆでガエルの様にその危険性に気付かぬまま茹で上がってしまう可能性があります。
今の時点で、新型コロナウイルスの危険性を再認識し、コロナの感染拡大を抑えるための行動に日本国民全員で取り組む必要があります。そして、英国で普及させているワクチンは、この状況を一変させる可能性があり、大きな期待が寄せられます。これは、バイアスの可能性も残され、現実を反映するかはまだ不確実なデータではあるものの、散発的に変異株の報告が見られている日本では、すでに感染が広がりつつある可能性もあると捉え、”Assume the worst”の原則で深刻に捉えておく必要があると考えます。
個人レベルでの感染対策に大きな違いがあるわけではないものの、政策レベルでは、あらかじめより高度な感染対策を考慮しておく必要があるかもしれません。
また、個人レベルでは、しっかりとした感染予防策への遵守とともに、ワクチンの重要性をますます高めるニュースと捉えていただくと良いと思います。不確実な要素もあり、医療体制の逼迫などの要因も考えられるという専門家の意見も報じられています。既に承認されているワクチンは有効であるとも強調されていました。これまで通りの感染対策を徹底するしかないのでしょう。