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何よりも、強い行動制限の下でも、守らない人が英国に多いという点。守らないのか、守れないのか、私は両方の側面があるように思います。個人主義の観点から守らない人もいれば、もはや疲弊して守れない人がいるはずです。
前者の場合、罰則規定を強化すれば行動が変容するかもしれません。しかし後者の場合、罰則規定を強化すればさらに反発を強めるでしょう。それこそ大規模なデモが発生し、制御不能に陥るかもしれない。さらにそれがドミノ現象のように各国に拡がり、なし崩し的に、レッセフェールなウィズコロナが成立する。あり得ない話ではありません。
日本の場合、緩い行動制限でも、やはり皆さんが頑張っておられることは明白です。守らない人も居ますが、まだ守れない人は少ないかもしれません。しかし後者が今後増えていく可能性は極めて高いでしょう。不満は他者とではなく自分の過去との間で比較されるものです。諸外国に比べれば軽くても、皆さんストレスが溜まっているはずです。
ヨーロッパの場合、コロナが厳しいだけに、臨界点も今すぐそこにあるような気がします。英国だけではなく、例えばドイツやフランスで普通の人々に医療用マスクの着用を何の前触れもなくいきなり義務付けようとするなど、当局の対応として疑問符が付くケースが出始めています。コロナという木を見て社会という森を見ていない印象です。こうした中で、おいおい、夏までかよ、マジ?という不満心理を高めてしまって、一体どうするのかな?と。
ヨーロッパ各国では、閣僚が息抜きに行動制限を破っている姿がメディアにより暴かれてもいます。そんな奴らに我らの自由を奪われてたまるか!と、そのうち社会が爆発しないか、革命などが好きなお土地柄ゆえ、気がかりです。
https://fr.news.yahoo.com/covid-19-et-si-taux-eleve-vaccination-ne-permettait-pas-immunite-collective-110612319.html
なお、ジョンソン政権は、罰則だけではなく、陽性者に500ポンドを支給することも検討している。
https://fr.news.yahoo.com/royaume-uni-verse-500-livres-positifs-covid-19-115513950.html
いずれにせよ、イギリス由来の変異株は危険で、甘く見てはいけない。その水際対策で失敗すると、恐ろしいことになる可能性がある。
英国の状況は切ないし、他山の石としなければならない。
感染拡大を抑えるのには、個人の行動制御でなんとかなるはずで、
それを怠るから感染は拡大し、英国のような事態も起こる。
緊急事態宣言下で、日中の人流が減らないということは、
人の行動が明らかに昨年と異なってきていることを意味する。
「罰則」に縛られる前に「良識」と「思慮」で今の事態を乗り越える
日本人でありたいと思う。
封じ込め論こそ、「コロナを舐めている」のかもしれません。
ただ、相変わらず、反感を買うようなことを言って恐縮ですが、この新型コロナは、イギリスであっても死亡率は高くありません。皮肉なことに、感染者数が増えれば増えるほど、死亡率は当初言われていた以上に下がります。もし、お亡くなりになる方がいても、やむを得ない。それでも、市中ではみんなが気をつけ、高齢者はとにかく隔離で保護を強化する。しかし医療の段階では、特別措置をしようとしない。そんな「肩の荷をおろした」やり方で仕切り直した場合、果たしてどうなるのでしょうか。そんなことをついつい考えてもしまいます。ゼロリスクに固執し、医療機関を混乱させ、本来亡くならないですんだ方を死に追いやっている実態があるのだとしたら、立ち止まって考えることも必要だったような気がします。もはや後には引けないほど、大騒ぎ(やむを得ないのは理解しますが)をしてしまっているのが、心配です。
最初、2度目、3度目となると、人びとの理解や対応も違ってきます。日本の緊急事態宣言も、同じことなので、英国のプラクティスから学んで反映することで、施策を効果的にできる可能性があります。
逆に言えば、どんなによい施策でも、「慣れ」と「疲れの限界」という人間の心理を考えなければ有効策にならないということでもあります。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません