インテル、次世代CPU「大部分は自社で製造」23年投入
日本経済新聞
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インテルが自社生産にこだわるのは正解だと思っています。
現状に問題があるからといって委託をメインにすると、技術力の低下を招き、独自の技術開発も困難な状況に追い込まれていく。他社とのスペック競争で生き残るには、自社生産の継続が必須条件になる。
製造を他社ファウンドリーに委託してしてしまうと、どんなに良い設計であっても、委託先がTSMCであれば、TSMCの製造技術がボトルネックとなるかもしれない。
インテルの独自性、競争力の源泉はどこにあるのか。水平分業ではなく、垂直統合であるのは明らか。インテルの存在意義に関わるところは、そう簡単に崩せないでしょう。
前例の無い自社ファウンドリーと委託の兼用ですが、自社ファウンドリーへ集約するための通過点に出来るか。生産技術でもトップランナーだったからこそ凋落があったわけで、ここで仕切り直すことができれば、tsmcや三星にできて、インテルにできないはずがない。
当時から一緒にやってきて、育ててもらったという意識の装置メーカーは多いはず。現場のエンジニアとしても、インテルがやると言うなら、その気になるでしょう。