アパレル上場企業、12月は8割で前年割れ 目立つ「ワークマン」や「西松屋」の強さ
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西松屋(前年同期比15.7%増)、ワークマン(13.8%増)、しまむら(11.0%増)ということで大きく成長。全て生活密着型、郊外店ですね。
ファーストリテイリングは6.1%増ですが、ユニクロ・GUは都心大型店舗も多いので、その差でしょうね。それと海外店舗の有無でしょうか。ワークマン、西松屋、ファーストリテイリングは、2020年4月の非常事態宣言下でも既存店前年比を伸ばしていた常連なので、「苦境に強い小売企業」と言えます。
商品力、それによる信頼もさることながら、営業時間を他者に左右されない路面店がメインということもあるでしょう。
一方で路面店が最強かというと自然災害には弱くなるデメリットがあります。かと言って、営業日・時間を他者にコンロールされるのは営業上リスクが高いのは、コロナ禍でさんざん知らされました。
今後は複数ブランドの路面店が密集するムラや移動販売が登場するのでは?と考えています。昨日、ユニクロは一つ上のレベルのレーベルであるUNIQLO Uの販売を例年より1ヶ月先駆けて開始。一部商品は、サイズによって当日中に完売。この時期に春夏の服を売ってこれです。
一旦、在庫を限定し、売れ行きを見ながら、春に間に合うようにリストックしていくことで、需給コントロールの精度を上げているんだと思います。値下げを回避しながら、在庫切れによるサンクコストも低減する。利益率がさらに上がるでしょ
これもう勝負がついたと思います。