公的年金0.1%引き下げ 21年度、4年ぶり減額
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GPIFが200兆円ほどの資産を蓄えていますが、年金裁定を終えて既に支払いが決まった高齢者への支払い義務だけで2000兆円は必要であろう年金制度は、現役が納める年金保険料を高齢者に流すだけのシステムです。少子高齢化で現役世代が減って高齢者が増え続けますから、制度を維持するには、現役世界の保険料を上げ続けるか、高齢者への支給額を減らし続けることが必要です。現役世代が払う年金保険料の一連の引き上げは既に終わりましたので、この先は、年金の支払額をどれだけ早く抑制できるかが世代間格差を縮める勝負の分かれ目です。年金支給額を毎年1%程度づつ減らすため『マクロ経済スライド』という仕組みが出来ました。
高齢者の年金は物価スライドで支払われますから、賃金が下がる状況下で年金支給額が下がるのは当然です。今回の問題は、賃金・物価が下がる状態ではマクロ経済スライドが発動されず、制度設計対比過剰な年金が今の高齢者に払われ続け、将来の受給者の年金資金が細ってしまうこと。発動されないのは高齢者にとって有利だけれど、若い人々には、報じられていないそっちのこうこそ大事なニュースかも (^^;
注目のコメント
◼︎僕は諦めています。
正直、「厚生年金」も納めたくないです。
年金を納め「GPIF」に吸い取られ、投資をし、
大損されるのがオチです。
◼︎ただでさえ。今の受給額も低いのに、
50年後の日本から「年金」という言葉が、
あるとは思えません。
そんな、お国の政府に僕たちの大事な余生を、
預けられると思いますか。ありえないです。
◼︎なので、僕は今貯蓄はしていません。
全て「株式」や「金」など、資産に変えています。
◼︎今の日本に大事なのは、ITやデジタルもそうですが、
前々から言われてる、
金融リテラシーだと『強く』思います。
これが若者の声です。辛坊さんが書いているように「マクロ経済スライドが適用されない」ことは大事でしょ。
マクロ経済スライドが適用された去年の記事には、あやふやな感じで「実質目減り」って書いておいて、適用されない場合は書かないんですね〜。
https://newspicks.com/news/4569104/
速報記事なら、事前に分かっている焦点に沿って機械的に書いてくれればいいのに。