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Apple、日本でのApple Watch「心電図」機能を正式予告 Series 3以降で「不規則な心拍リズム」検出も

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  • テレビ神奈川 取締役報道・編成担当 編成局長

    これは超絶嬉しい!!
    私は1年前の人間ドックでの心電図からたまたま心房細動を指摘されました。
    全く自覚症状なし。
    専門医に診てもらい、たまに不整脈となる突発性心房細動と診断され、その後カテーテルアブレーション術を受けました。
    おかげで現在は再発せず順調に経過しています。
    心房細動に伴う脳梗塞は、小渕首相や長嶋茂雄さんらが例に出されるように、突然命を落としたり、助かってもQOLに大きな影響を与えかねません。
    今回の心電図アプリ解禁で無症状の心房細動予備軍を間違いなく助けることになるでしょう。
    本当に素晴らしい。


注目のコメント

  • 総合内科専門医・循環器専門医 医長

    心房細動の治療が専門なので、少しコメントします。

    基本的には高齢者の病気で60歳で1%、80歳で5%程度の罹患率と言われています。20-30代でもみることもあります。

    心房細動に限らず、発作性の不整脈は発作時に心電図をとらなければ診断がつきません。そういう意味では正確な罹患率は未だはっきりしていません。
    生涯罹患率は3-4人に1人と推測されていて、とてもよくある病気なのは確かです。

    心房細動は脳梗塞の原因となるのですが、心臓でできたある程度大きさのある血栓(血の固まり)が脳の血管まで飛んでいって詰まるため、比較的重症度が高くなることが知られています。
    世界中で死因の上位となっている心不全の原因にもなります。

    循環器病対策基本法の計画案が今年発表されましたが、「健康寿命」を延伸する上で課題となる疾患だろうと思われます。



    ちなみに、体内に植え込むタイプの心電計で観察するのが現時点で最も確度の高い検査法です。

    高血圧症や糖尿病などのある70歳以上に植込み型心電計を入れて、心房細動の有無を調べると205/590人(35%)で見つかりました。しかし、そのうち24時間以上続いた人は33人(16%)のみでした。(JACC 2019より)

    つまり、「翌日病院に行こう」とか、病院に薬をもらいにいった時に心電図をとる程度では、なかなか見つけられないのです。

    健診で見つかる心房細動はすでに頻繁に心房細動の発作を起こしているような状態の方だというデータもあります。

    だからこそwearable deviceで見つけることの意義があると考えられています。

    なお、植込み型心電計は1-2cmですがメスを入れないといけません。ですが、腕時計ならもっと手軽です。



    ではsmart watchの性能はどうでしょう。

    植込み型心電計を入れた人に、Apple Watchをつけてもらった研究では、心房細動の感度97.5%、陽性的中率39.9%でした。
    (Circ AE 2019より)

    見落としはほとんどないものの、他の不整脈との鑑別をするのは少し難しいというのが現状です。

    期待されつつも課題のある分野です。



    私事ですが、昨夏の心電図の大会で(お遊び程度ですが)日本3位をとりました!


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    専修大学 商学部教授

    Appleウォッチについては、欧米向けはかねて心電図計測機能が付加されていましたが、日本向けは、日本での医療機器認定が取得できていなかったことから、その機能が意図的に外されていました。(今回の医療機器認証の取得対象はウォッチ本体でなくソフトウェアですが、事実上使ってもよくなりました。)すでに世界の各国では、Apple以外にも心電図が計測できるウェアラブルデバイスが販売されており、安価なものも出回っています。

    Apple社は、相当前から米国スタンフォード大学などに資金を提供し、大規模な学術研究をサポート、医学の発展に貢献した件が知られています。心電図測定の基本技術そのものは高度なものとはいえず、日本企業にも先行参入のチャンスはありましたが、このタイプの「時計」には、どの日本企業も参入チャレンジしませんでした。作ることそのものは難しくなかったはずなので、残念な経営判断でした。

    心電図を測定する機会は、健康な方では定期健康診断くらいしかないと思いますが、そこでの測定時間も数十秒程度だと思います。不整な脈拍は必ずしも常時出ているわけではないので、長時間計測するほど検知できる可能性が高まります。

    今回の機能付加で最も恩恵を受けるのが、たまにしか検出されない「心房細動」の挙動を持つ方だと言われています。心房細動は、心臓内の血栓形成に影響していると言われており、この状態を早期に見つけ、専門医で受診し、その診断をもって適切な治療薬の投与や外科的処置を受けることで、(心臓内の血栓が血管を通って脳血管に飛び、詰まらせて起こる)脳梗塞の発症率を減らすことができることが確認されています。結果的には、高額な医療費が必要になる「寝たきり」を減少させることに貢献します。


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