「とりあえずデジタル化」に終止符を DXを成功させるフレームワーク「DX2.0の4P」を理解する
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先日、日本広報学会の研究会で講演していただきました。
DXに関するレポートや書籍が氾濫していますがほとんどはコンセプトや評論が多いですね。江端さんは「マーケティング」という分野にフォーカスして、実務に適用できるフレームワークを提唱。これからDXにチャレンジするマーケッターの羅針盤として参考になります。
デジタルによる変革の波はマーケティングだけでなく広報・PRなどの分野にも確実に押し寄せています。SNSに代表されるメディアのデジタル化に加え、従業員や顧客がネットワークにつながりメディア化し、ステークホルダーとのエンゲージメントを高める「コミュニティ」をどう形成するかが重要な課題になっています。
生産現場やECなどビジネスプロセスの変革が注目されるDXですが、マーケティングや広報・PRなども含め、様々な機能の変革を重ねることで企業のDXが浸透していくのではないでしょうか。そういう意味でも、DXはあらゆる部門を巻き込んで企業全体として取り組むテーマだと思います。自社の置かれている環境にもよる気がします。
とりあえずデジタル化はダメですが、いずれにしろデジタル化が必要になってくる状況においては、インフラ的な領域はまずはデジタル化を検討しないといざ推進する時のボトルネックになってしまいますよね。