冬の脳卒中や心臓発作を避ける運動法、専門医に聞く「トリプルリスク対策」 - ニュース3面鏡
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血圧・血糖・血中脂質の悪化（トリプルリスク）を回避するには運動が重要ですが、「運動をしなさい」では患者さんの運動量は増えず、「動くことを増やしてください」の方が継続できて、その結果運動量も増えるというのは目からウロコでした。伝え方が大事ということですね。
運動に加えてトリプルリスクを回避する行動変容として、いつもより少しだけ食事に意識を向けてみる、というのも一つの手です。例えば穀類や海藻、豆類などには腸内細菌のエサである食物繊維が含まれているので、腸内環境を改善することでトリプルリスクを下げることもできるでしょう。
一例ですが、プレボテラという菌がお腹の中にいる人が穀物の一種である大麦を摂取すると、血糖値が改善されるという報告もあります。自分の腸内細菌に合わせた食事を摂取することで、トリプルリスク対策に努めましょう。
