【RPA×ポケマル】事業創造の着火点は「地方」にある
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地方の個別課題に向き合うとはどういうことか。昨年OPEN VENTURESを立ち上げたRPA HDの高橋さんと、『東北食べる通信』創刊編集長、ポケットマルシェの高橋さんによる「W高橋」対談です。
以前食べる通信リーグのある媒体で食材にまつわるインフォグラフィックの編集やインタビューを担当していたことがあるんですが、一次生産者はとにかくアツい。扱っているのが生き物ですから、生産の工夫や生態の話はトリビア満載だし、「食べるもの」を届けるつくり手としての思いや熱量がものすごいんです。
ポケマル高橋さんは、東北から全国を行脚して、そういう生産者に向き合ってきた。だから、ポケマルというデジタルのマーケットに生産者が乗ってきて、最初の火が点いたんだろうなと。
「食」と「デジタル支援」、対照的な事業を手がけるふたりの高橋さんが、トモくん、ヒロくんと呼び合い、意気投合してなにかに着火したおもしろい取材でした!地方でビジネスをしていて感じるのは、やはり「近い」ということ。人と人とがダイレクトに繋がるし、本音で繋がる。
反発もあるけど、共感を育むチャンスがたくさんある。
結局、これからの事業創造は、共感なしではあり得ない。
そう考えた時、共感を育むチャンスに満ちた地方は、大いに可能性があると思うんですよね。興味深く拝見しました。特に印象に残ったのは『スーパーで農産物や海産物を手に取っても値段しか見えなくて、食べものの裏側にある生産者の努力や工夫、苦労や喜びを知る手段がない。だから値段だけが基準になってしまう。』という部分。
食べもの以外でも生産者(サービスなら企画・開発者、会社なら創業者)の努力や工夫などを意識して知る手段や機会はなかなかないですよね。場合によっては自社の扱っている商品やサービスでさえ知る機会もなければ知ろうともしないケースもあるのかもしれません。
これをつくった人はどんな想いを持っていたのかな?どんな価値を世の中に届けたかったのかな?そんなことを考えながら、身近にあるものを見たり調べてみたりすると、新たな発見があったり想いに共感出来てファンになったりするのかもしれませんね。