定番のキャリア・アドバイスに耳を傾ける必要はない 「自分らしさを大切にせよ」は無視したほうがいい
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よく友人からキャリアの相談を受ける。理由は「君のように望んだ通りのキャリアを送りたい」らしい。とんでもない。挫折と失敗を何度も味わった。新入社員として入社した旅行会社では、全く希望外の国内旅行部門に配属になり落ち込んだ。やっとのことで5年半後に異動した本社の経営企画部門では、飛び交う管理会計の専門用語と終電帰りの毎日に戸惑った。結婚して子供が生まれた3年後に保険会社に転職。入社1年で半数が淘汰されるという実態を知りびびった。51歳で満を持して起業すると、翌日に東日本大震災が起こり路頭に迷いそうになり焦った。
相談された友人へのアドバイスは「機が熟しご縁を感じたら決断する」でしょうか。
注目のコメント
原文はこちら:https://hbr.org/2020/10/4-pieces-of-career-advice-its-okay-to-ignore
印象に残ったところは、“Focus on your strengths.”(自分の強みを活かそう) の揚げ足(?)を取り、"Celebrate your strengths, but also do the work of identifying your weaknesses.” (「自分の強みを大切にするのはよいが、弱みを認識することにも努めよ」)と提言していたことです。
個人的には「自分の強みを活かそう」、というアドバイス自体に「自分の弱みも認識しよう」も含みもっていると思います。
この記事が伝えたいのは、端的に述べられた良く聞くアドバイスについては表面的には見えないような別の意味合いも持っていることが多いので、そういったところまで汲み取ることが大切、ということなのではないでしょうか。
何事も批判的思考力をもって考えることの大切さを再認識できました。「自分らしさ」「自分の強み」で自分を追い込まない。
アドバイスを真に受けすぎて、自分の成長を阻み、可能性を小さくしてしまっては、本末転倒です。
アドバイスは、あくまでも参考程度に。そんなやり方もあるなと、考える範囲を広げるために活用すればいい。
常に柔軟な姿勢でいることを意識する。無理することはやめましょう。人間は、成長することが出来る。現在の"強み"も、過信していたら、"弱み"になる可能性があることを認識したい。アドバイスをどのように活かすのは、あくまでも自分自身。現場に満足せず、成長に貪欲に成り、さらに"高み"を目指す動機づけ機会となれば、アドバイスは活きると思う。何かを極めると、今まで意識していなかったものも自身にとって大切なものとして見えて来る…。その瞬間が"弱み"を取り入れたいと思う機会になる。何事も中途半端に取り組むと得られるものが少なくなる…。思いっきり打ち込み、実践し続けることが大事なのは言うまでもない。Do Practice❗️